タレントの石川翔鈴が、14日にスタートするテレビ朝日系ドラマ『警視庁・捜査一課長』(毎週木曜20:00~)の第1話初回拡大スペシャルにゲスト出演する。

石川翔鈴=テレビ朝日提供

ヒラ刑事から這い上がってきたノンキャリアの“叩き上げ”大岩純一捜査一課長(内藤剛志)が、一歩一歩地道な捜査を重ねる等身大のヒーローを描く同作。10周年というメモリアルイヤーである今年は“一課長魂”を注ぎ込んだシリーズの集大成となる。

初回スペシャルで大岩たちが挑むのは、“タイムトラベラー”の異名を持つ大富豪の個人投資家・時岡賢(小手伸也)が殺害された事件。大岩は亡き娘・春菜と同じ名前の女性・新野はるな(新谷ゆづみ)の関与を疑う。やがて、事件は過去と現在だけではなく、“未来”までもが絡む不可思議な展開に。犯人はタイムリープし、時空を超えて現れたのか!? シリーズ史上最も度肝を抜く難事件が描かれていく。

石川が演じるのは、被害者が立ち寄ったメガ盛り自慢のエスニック料理店に勤務する謎の店員、リュウ・チョウ。彼女は聞き込みに訪れた平井真琴(斉藤由貴)から強引にハイパージャンボカツカレーの注文を取ろうとする一方、事件に関する重要な証言も。しかし実は大きな秘密を抱えていた。

2019年、高校生による青春恋愛リアリティーショー『今日、好きになりました。』(ABEMA)に出演し、ブレークした石川。インフルエンサーやモデルとして注目を集めるほか、ドラマ『卒業式に、神谷詩子がいない』(22年)に出演するなど女優としても活躍中だ。

オファーを受けたときは「本当にまさかだったので、“え、私が!?”と驚きでいっぱいでした」と驚きながらも、「祖母がいつも見ている作品だということを知っていたので、絶対に喜んでもらえると思い、うれしかったです」と喜びをあらわに。撮影までに「家では、どうしたらセリフが面白く聞こえるんだろう、どうしたら聞き取りやすくなるんだろうとたくさん練習しました。ついつい早口になってしまうので、速度の調節に気をつけました」と練習を積んだことも明かした。

共演した斉藤の印象を「画面で拝見する以上に本当にお綺麗で、私は緊張しすぎてご挨拶をさせていただいたあとは目を合わせることもできず……」と話しながらも「私の衣装が薄着なことに気づいて『寒くない? 寒かったら我慢せずに誰かに言ってくださいね』とお気遣いしていただいて……。本当にお優しくて素敵なお方でした」と目を輝かせる。そして「リュウ・チョウのテンション感、たくさん練習したセリフに注目してほしいです」とアピールした。