中京テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』(毎週火曜19:00~)が、きょう5日に放送。栃木県のオモウマい店を再訪する。

  • “デーモン閣下”風メイクの客=中京テレビ提供

番組がスタートして1年、これまで101軒のオモウマい店が登場したが、紹介が10軒を超えたオモウマい県は、「茨城県」(13軒)、次いで「千葉県」(11軒)、そして「栃木県」(10軒)だった。

そこで今回は、過去紹介した栃木県のオモウマい店を再訪。オモウマ特製どんぶりと皿をプレゼントし、ありがとうの気持ちを伝える。すると、店では新たな展開が…。

佐野市「カフェ ジェラオカ」は、土日祝日に「チキンカレー」「焼きそば」「そば」などを100円で提供しているカフェ。前回の放送後、最初の週末に来店した客は、約2,000人に及んだ。その放送で登場した“デーモン閣下”風メイクの客にも密着。普段の仕事や趣味が明らかになる…。

矢板市の「甘党 志ん朝」は、開店から43年になる焼きそば屋。「焼きそば(超特大)」は、重さ約2㎏で13人前もあるのに、値段はたったの1,000円。一番 小さな焼きそばでさえ、2人前相当で300円と破格の値段だ。女性店主は「つぶれそうな店No.1」と言うが、アットホームな雰囲気で客からの信頼も厚い。今回 スタッフが店を再訪すると、ママさんから熱烈な歓迎が。そして、前回の取材中にスタッフとの記念撮影を忘れていたことを思い出し、驚きの行動を…。

足利市「大安」は、70代後半の女性店主が営む焼きそば店。店主が時折 調理場から顔を出し「食べるかい?」とシュークリームを持ってきてくれたり、仏壇へのお供え物を置くようにお願いされたりと、まるでおばあちゃんの家に来たかのような雰囲気だ。なじみの客たちは、店内で寝転がったり歯を磨いたりと、自分の家かのようなアットホームっぷりで、店主も客と一緒に座敷で寝そべる。再訪して感謝の品をプレゼントすると、店主が涙ぐむ場面も…。

真岡市の「寿氷」は、無意識に世界一を目指すかき氷店。器から山のように高く盛られたトンガリかき氷は、高さ40cm超え。トンガリの頭部分を席から立ち上がって直接食らいつくのがこの店のスタイルで、写真を撮っている間に氷が溶け倒れてしまうことも。店主は「世界一のかき氷を作って、世界中からこの町に人を集める」ことを目標に掲げていた。

再び店を訪れると、最低気温3度という寒さにもかかわらず、店内は客で大にぎわい。一心不乱にかき氷をかじりつき、中には暖房に温まりながら何杯もかき氷を食べる子どもの姿も。放送後の反響を聞くと、一時は「99%がオモウマのお客さん」だったとのこと。また、オモウマに効果で、町にも大きな変化が…。