■「誰が聞いても嫌な気持ちにならないような発言を」
――テレビに出演される際に心がけていることを教えてください。
ネットでもそうですが、どんな人がどれだけ見ているのか計り知れないので、誰が私の発言を聞いても嫌な気持ちにならないような発言を心がけています。
――誰が聞いても嫌な思いをしない発言を意識するようになったきっかけがあったのでしょうか。
SNSをやり始めてからそうしなきゃいけないんだって気づくことができました。SNSのコメントを見た時に、一つの問題に対していろんな意見があって、自分が合っていると思うことも、ほかの人からすると合っていないって思う人もいると知りました。SNSという段階を踏んでからテレビに出演できてよかったなと。SNSをやっていなかったら、そういうことに気づかず発言してしまっていたと思うので。
――この1年ぐらいで成長しているなという手応えは感じていますか?
最初に比べたらしゃべれるようになったのかなと思いますが、時事問題が本当に難しくて。政治や経済、コロナの話を、若者目線から意見する時が一番難しくて、まだ慣れないです。
――日々ニュースをチェックしたり?
見るようにしています。ちゃんと意見を持っているようにしなきゃと思って。
■『アッコにおまかせ!』で精神的に鍛えられた
――イベントに出演する機会も増えましたが、そういうときのトークにもテレビ経験は生きそうですね。
どうでしょう。テレビは全然緊張しないんですけど、イベントは目の前にたくさん人がいるので緊張してしまうんです(笑)
――テレビは緊張されないんですね?
テレビの出始めが『アッコにおまかせ!』だったので、初めての生放送、そしてアッコさん(和田アキ子)というのでだいぶ精神的に鍛えられた気がしています(笑)
――なるほど! アッコさんとの共演の感想をお聞かせください。
最初がアッコさんの番組で緊張しましたが、すごく優しいです。こうした方がいいということを伝えてくださったり、良かったところを褒めてくださったり。アッコさんに褒めてもらうとすごく自信になります。
――具体的にどんなやりとりを?
“褒め”と“フォロー”が多いんですけど、「難しいこと聞いちゃってごめんね」と言ってくださったり、アッコさんのYouTubeに出演したときに「出てくれてありがとう」と言ってくださったり。「頑張ってね」と声をかけていただくこともあるんですけど、アッコさんからの「頑張ってね」はすごい重量があります(笑)
――心強いですね。
そうですね。めちゃくちゃいい上司みたいな存在です(笑)