泉北高速鉄道は、より快適に利用してもらうための施策の一環として、発車メロディーと情報案内ディスプレイを全駅に導入すると発表した。

  • 泉北高速鉄道の車両3000系

発車メロディーは、フュージョンバンド「カシオペア」の元メンバーで、JR・大手私鉄の発車メロディーなど数多くの鉄道関係の音楽を手がけている向谷実氏に制作を依頼した。各駅ごとに異なるオリジナルメロディーを用意。上りは3拍子で、朝の通勤時間帯や大阪方面への移動を軽やかに表現するメロディーに。下りは都会的な雰囲気のメロディーで統一した。3月26日初列車から使用開始する。中百舌鳥駅2番線のみ、「いざ、泉北高速鉄道へ」の思いを込めたメロディーとし、曲の使用も4月以降となる。

情報案内ディスプレイは中百舌鳥駅を除く泉北線各駅に設置。55インチの画面に、通常時はリアルタイムで走行位置がわかる列車在線位置情報やお得なサービス情報、マナー啓発など配信する。ダイヤの乱れや運転見合わせ等の列車遅延が発生した場合は、その原因や発生場所、振替輸送情報などを配信する。一部の情報は英語でも表示するという。