「天気はいいし、やっぱり海に来て正解だったね〜」
「そうだね〜。あれ? あそこの岩だけ真っ黒だね」
近づくと……(カサカサ、ワサワサ)
「キャーッ! ゴキブリ!?」

というわけで、今回の主役はゴキブリと間違えられやすい海辺の生き物「フナムシ」です。

最後の一文は、せつない。
(@nokogaraより引用)

フナムシの生態を紹介するボード。こちらは、ツイ主の裾野こがらさん(@nokogara)が、2年ほど前のお正月シーズンに北陸の温泉で見つけたものだそうです。

さて、この説明文を読んだ人からは「この子泳げなかったのか」「え!?フナムシって甲殻類やったん!?」「フナムシって綺麗な海にしか生きられないのか…」「海に返してあげると溺れるかお魚が食べるかするんですね・・・(困惑)」と、意外なことが多すぎて驚きと困惑の声が続出。

しかも、単にフナムシの生態紹介かと思いきや……なんとも切ない説明文。

これには、「こんなの読んだら泣いてしまう…」「自身の駆除方法まで示していて泣く」「もう全ての文、せつない…」「何から何まで切ないですよ」「切ねぇーーーーじゃねぇーーーかッッ!よぉぉぉ...........涙涙涙」といった反応とともに、「昔海に行ってキャーキャー逃げ回ってた私に謝らせたい」「見ると驚いてしまうこちらこそ…ゴメンよ」「なんだろう、、、誤解しててごめん」と謝罪コメントも寄せられていました。

しかし……、こんな切ない説明文を読んでも「動きがね…もうちょと遅ければ可愛がってあげられるのだけど」「ごめんな、無理なんや…」という声も。

生態がどうであれ、見た目や動作から苦手な人もいるようですね。では、ツイ主さんはこれを読んでどう思われたのでしょうか? お話を聞いてみました。

―― こちらを読んだときの気持ちを詳しくお聞かせいただけないでしょうか。

フナムシ目線からの生態の紹介文や哀愁を感じ、ユニークかつ勉強になるなと思いました。
『ワンダと巨像』というゲームのキャッチコピー「最後の一撃は、せつない」
をアレンジした一文を添えました

―― 大きな反響がございますが、率直な感想をお聞かせください。

色々なリプライや引用RTが来ますが、少しでもクスッとしてもらえたり、生き物に興味を持つきっかけになれば幸いです。 自分も田舎の海でよくフナムシを見て育ちましたが、生態については全く知らなかったので、面白かったです。 フナムシは正直苦手なので、リプライなどで画像が貼られると、少し抵抗がありましたね……


フナムシに対する誤解がとけた今回の投稿。新しい一面を知ることで、これまでのイメージに変化があった人もいたのでは? ぜひ、今回のフナムシをきっかけに、ほかの生き物の新たな一面ものぞいてみてはいかがでしょう。