BIGLOBEは3月8日、「2022年度の生活・行動に関する意識調査」第1弾の結果を発表した。同調査は3月1日~2日、全国の20代~50代の有職者の男女1,000人を対象に、インターネットで実施した。

  • 2022年4月1日に、「プラスチック資源循環促進法」が施行されることを知っているか

2022年4月1日に、「プラスチック資源循環促進法」(身近なところではプラスチック製品の提供方法等が見直される)が施行されることを知っているか尋ねたところ、54.1%が「知っている」「なんとなく知っている」と答えた。

「プラスチック資源循環促進法」の施行により、プラスチックのスプーン・フォークなどが有料になると言われることについて、どう思うか聞くと、「賛成」「やや賛成」の方が、「反対」「やや反対」を上回った。

  • プラスチックのスプーン・フォークなどが有料になると言われることについてどう思うか

今後、プラスチックのスプーン・フォークなどについて、どのようにしたいか尋ねると、42.8%が「無料のもので代用できれば」と切り替えを希望する人が最も多かった。「今後は会社や外出先でもマイカラトリーを用意し、辞退する」は23.1%だった。

  • 今後、プラスチックのスプーン・フォークなどについて、どのようにしたいか

現在、レジ袋(全国で2020年7月1日に有料化)についてどのようにしているか尋ねたところ、72.9%が「マイバックを常に使用し、辞退している」と回答した。

「プラスチック資源循環促進法」により、ホテル・旅館などのアメニティ(歯ブラシ・クシなど)の有料化など提供方法が変わるとも言われている。「今後、アメニティの扱いが宿泊先選びの基準の一つになるか聞くと、約7割が「そう思う」「ややそう思う」と答えた。今後のホテル・旅館等のアメニティサービスについて聞くと、37.9%が「環境に配慮されたアメニティを置いてほしい」、35%は「アメニティはなくても良い(自宅から持って行く)」と答えている。

  • 今後のホテル・旅館などのアメニティについて

1年前と現在を比較してSDGsに対する関心は高まったか尋ねたところ、13.9%が「高まった」、40.3%が「やや高まった」と答えた。SDGsに対する関心の高まりに関係した要因については、「SDGsに関するTV番組」(46.3%)が最も多く、「マスコミ報道」(45.6%)が続いた。「仕事・勤務先で取り組んでいるから」は約2割だった。

  • 1年前と現在を比較してSDGsに対する関心は高まったか