NHK Eテレの幼児向け番組「おかあさんといっしょ」は、1959年(昭和34年)から放送が始まった長寿番組です。この番組の進行役と言えば、うたのお兄さんお姉さん体操のお兄さんがいますが、かわいいキャラクターが登場する人形劇のコーナーも人気ですよね。

この記事では、「おかあさんといっしょ」の歴代キャラクターを一覧で振り返ります。また、マイナビニュース会員の男女507名に「おかあさんといっしょ」で印象に残っている歴代キャラクターはどれか、アンケートを実施。その結果をまとめましたので、ぜひチェックしてみてください。

  • NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」の歴代キャラクターを紹介します

    NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」の歴代キャラクターを紹介します

「おかあさんといっしょ」歴代キャラクター一覧

ここでは、「おかあさんといっしょ」に登場した歴代キャラクターを紹介します。

【初代】ブーフーウー(1960年9月~1967年まで)

初代キャラクター「ブーフーウー」は、1960年9月から1967年まで「おかあさんといっしょ」内の人形劇コーナーに登場していたキャラクターです。イギリスの童話「三匹のこぶた」の後日談を描く物語で、長男ブー・次男フー・三男ウーといじわるオオカミによるストーリーになっています。

「ブーフーウー」のキャラクターの声は、長男のブー役を大山のぶ代さん、次男のフー役を三輪勝恵さん、三男のウー役を黒柳徹子さんがそれぞれ務めています。大山のぶ代さんは、ドラえもんの初代声優としても有名です。

ユーザーコメント

  • 子豚のかわいさは最高です。(男性・70歳)
  • むかし子供のころよくみていたので 大変懐かしくおもいます。(男性・61歳)
  • 子供と一緒によく見ていました(男性・76歳)
  • 自分の幼少期の思いで深い番組でした。(男性・60歳)
  • ブーフーウーのウーの声優を黒柳徹子が演じていて、とても可愛らしくていっぺんにファンになってしまったから。(男性・69歳)
  • 子供のころ、同番組で見た最初のキャラクターだったから強く印象に残っている。(男性・61歳)

【2代目】ダットくん(1967年4月~1969年9月)

2代目のダットくんは、1967年4月から1969年9月まで登場したうさぎのキャラクター。主人公・ダットくんの声を黒柳徹子さんが担当したほか、大山のぶ代さんも仲間のキャラクターの声を務めています。

黒柳さんと言えば、自身が司会を務めるテレビ番組「徹子の部屋」が1976年の放送開始から続くご長寿番組として知られており、2011年には「同一の司会者による番組の最多放送回数記録」でギネス世界記録に認定されています。

ユーザーコメント

  • 子どもの時、観てました。その頃は本物と思ってました。(男性・56歳)

【3代目】とんちんこぼうず(1969年10月~1971年3月)

1969年10月から1971年3月まで番組に登場していた3代目の「とんちんこぼうず」は、山寺の和尚さんといたずら好きの小坊主・とんねん、ちんねん、かんねんが登場する仮面劇。ちなみに小坊主の一人、かんねんの声は大山のぶ代さんが担当しています。

ユーザーコメント

  • よく見ていました。とっても懐かしい名前を見て、ほっこり嬉しくなりました。(男性・58歳)"

【4代目】とんでけブッチー(1971年4月~1974年3月)

4代目の「とんでけブッチー」は、1971年4月から1974年3月まで登場したキャラクター。子犬のぬいぐるみ・ブッチーとその仲間たちが気球で世界に飛んでいきながら冒険する物語でした。主人公・ブッチーの声優は「ブーフーウー」から4作品連続での出演となる大山のぶ代さんです。

ユーザーコメント

  • 私が子供の頃に見ていた記憶があり懐かしい感じ(女性・59歳)
  • 今だに記憶に楽しい思い出が残っている(男性・57歳)
  • 懐かしいキャラで印象に残っている(男性・52歳)
  • 保育園のテレビで見て一緒に踊った楽しい思い出が鮮明に覚えています。おかあさんといっしょが始まる時間がいつも楽しみでいた子供のころが懐かしく思います。(男性・54歳)

【5代目】うごけぼくのえ(1974年4月~1976年3月)

5代目のキャラクターは、1974年4月から1976年3月までの放送に登場していた「うごけぼくのえ」。コリ、ポリ、カリという3匹のねずみが悪役のフクロウと戦う物語になっています。

ユーザーコメント

  • 夢と冒険が感じられて、とてもよかったから。(女性・54歳)
  • 楽しく観ていた記憶がある(女性・56歳)
  • おもしろいです。またみたいです(男性・40歳)

【6代目】ゴロンタ劇場(1976年4月から3年間){#ID8}

6代目の「ゴロンタ劇場」は、1976年4月から3年間放送された着ぐるみ劇。主人公・ゴロンタと、その仲間のトムトム、チャムチャムのぬいぐるみによる物語でした。

ユーザーコメント

  • 子供の頃に毎回見ていました。非常に印象が強く20年以上経った今でも覚えております(男性・46歳)
  • 子供の成長に良い影響を与えたと思います。(女性・70歳)
  • 幼少期を思い出して懐かしいから(男性・59歳)
  • 懐かしいです。世代的にはリアルタイムで知らないはずのブーフーウーも何故か覚えていて、これもまた懐かしい。(男性・53歳)

【7代目】ブンブンたいむ(1979年4月~1982年3月)

7代目は、1979年4月から1982年3月までの放送に登場していた「ブンブンたいむ」です。人形劇の舞台は遠い島。レッサーパンダの主人公・ブンブンと、キツネのつね吉、おしらせどりのごじゃえもんが登場する物語です。

ユーザーコメント

  • 一番リアルタイムで見ていたころで、記憶によく残っているから。(男性・45歳)
  • 自分が見ていた世代なので一番印象に残っている(女性・41歳)
  • 「おかあさんといっしょ」では、うたのお兄さんやお姉さんと一緒にキャラクターたちも歌や踊りを披露します

    「おかあさんといっしょ」では、うたのお兄さんやお姉さんと一緒にキャラクターたちも歌や踊りを披露しています

【8代目】にこにこ、ぷん(1982年4月~1992年10月)

8代目の「にこにこ、ぷん」は、1982年4月から1992年10月まで放送された人形劇です。舞台は宇宙の端っこにある時間も空間も超えた星、にこにこ島。うらおもて山猫の男の子・じゃじゃまる、“ふん”ボルトペンギンの女の子・ぴっころ、ネズミの男の子・ぽろりが仲良く冒険する勇気と友情の物語になっています。

主人公・じゃじゃまるの声優を務めたのは、「ドラえもん」のスネ夫役などでも知られる肝付兼太(きもつきかねた)さんでした。

ユーザーコメント

  • それぞれのキャラクターデザインと性格がマッチしていてペーソスを含んだ掛け合いが多かったので。(男性・58歳)
  • じゃじゃまる、ピッコロ、ポロリの三人のキャラクターがいまでも鮮明に印象記憶に残っているため。(男性・42歳)
  • 歳の離れた弟達が観ていたし我が子も見ていてテレビで楽しんでいたので一番懐かしいと感じるから(女性・51歳)
  • 子どもたちが幼い頃、毎日のように見ていたから強く印象に残るおかあさんといっしょである。(女性・62歳)
  • じゃじゃ丸ぴっころぽろりの歌が印象的で今でもサビを覚えてます。(男性・40歳)
  • ポロリが好きだった。ニコニコぷ〜ん♪歌がよかった(女性・44歳)"

【9代目】ドレミファ・どーなっつ(1992年10月~2000年3月)

「ドレミファ・どーなっつ」は、1992年10月から2000年3月まで放送された9代目の人形劇です。物語の舞台は8代目「にこにこ、ぷん」のにこにこ島付近にある、どーなっつ島。プードル犬の双子の姉・みど、その弟・ふぁど、木登りカンガルーの男の子・れっしー、ゴリラの男の子・空男(そらお)と、登場するキャラクターの名前は「ど、れ、み、ふぁ、そ、ら、し、ど」の音階に由来しています。

みどの声優を務めた佐久間レイさんは、「それいけ!アンパンマン」のバタコさん役や、『魔女の宅急便』のジジ役など、多くの作品で活躍されています。

ユーザーコメント

  • よく「てきた時期のものであることと、リズミカルな歌ともあっていて、親近感が湧いている(女性・59歳)
  • 子供が小さかったころよく一緒に見て楽しんだ思い出があり、懐かしく思います。(男性・58歳)
  • とても 興味深い 感じでした。キャラクターも 活き活きしていましたし。(女性・57歳)
  • 子供と一緒に毎日楽しく見ていました。歌と音楽が思い出されます。(女性・50歳)
  • 甥っ子姪っ子自分のことも、そして自分自身もめっちゃ観てた。キャラクターもとっても可愛かった(女性・53歳)
  • 子供が、小さい時に、よく見ました。ドレミファ、ドンとよく口ずさんでいました。(男性・63歳)

【10代目】ぐ~チョコランタン(2000年4月~2009年3月)

10代目の「ぐ~チョコランタン」は、2000年4月から2009年3月まで放送された人形劇です。チョコランタンの町にやってきた主人公・スプーと、仲良し三人組のアネム、ズズ、ジャコビによる物語でした。

ユーザーコメント

  • 子供たちが幼稚園に通っている頃、当時はビデオデッキで録画して繰り返してみていました。私は全く関心はなかったので見なかったですが、その内に子供たちと一緒に観てみるとおもしろさが伝わってきてとても印象に残っています。(男性・52歳)
  • 甥っ子や姪っ子などと一緒に見ていたので覚えていたためです(女性・44歳)
  • 懐かしい!子供の頃よく見ていました。(女性・29歳)
  • 自分が幼い頃は記憶も曖昧で忘れていることが多いのですが、「ぐ〜チョコランタン」は姪の面倒をみながら一緒に観ていたのですごく記憶に残っています。(男性・49歳)
  • ちょうど子育て真っ最中の時に子供とよく見ていて、今でもグーチョコランタンのフレーズが耳に残っている(男性・58歳)

【11代目】モノランモノラン(2009年4月~2011年3月)

11代目は、2009年4月から2011年3月まで放送された「モノランモノラン」。小鬼のライゴー、スイリン、プゥートが登場する着ぐるみ劇になっています。

ユーザーコメント

  • 子供と一緒に見るのが日課でした。(男性・45歳)

【12代目】ポコポッテイト(2011年3月~2016年3月)

12代目の「ポコポッテイト」は、2011年3月から2016年3月まで番組に登場していた人形劇です。物語の舞台は大海原に浮かんだジャガイモに瓜二つの島「ぽていじま」。この島に住む男の子・ムテ吉と、都会育ちのミーニャ、メーコブとの友情を描くストーリー。

ユーザーコメント

  • 自分の子が小さいときに一緒に観てたから(男性・47歳)
  • 一番上の子供と毎日楽しく見ていたので。(女性・45歳)
  • キャラクターがとても可愛くて愛らしくて良かった。ずっと見ていたかったが、おわってしまったので、いつかまた見てみたいです。(男性・52歳)

【13代目】ガラピコぷ~(2016年4月~2022年3月)

2016年4月の放送開始から現在まで登場しているのが、13代目の「ガラピコぷ~」です。水と緑に恵まれた「しずく星」を舞台に、この星に暮らす主人公のおしゃべり好きなロボット・ガラピコと、ウサギの女の子・チョロミー、内気なオオカミの男の子・ムームーによる物語になっています。

声優陣は、チョロミーの声を担当する吉田仁美さんのほか、ガラピコに荷物を届けるアヒルの配達員・スキッパーをT.M.Revolutionの西川貴教さんが担当したことも話題になりました。

ユーザーコメント

  • 子供がその世代だったので、私も見てました。ガラピコぷ~っちゃちゃちゃちゃん!て可愛い印象が残ります。(女性・40歳)"
  • 今、現在放送されている中で活躍しているキャラクターなのでとても馴染みがあり親しみがあります。最後の体操の時の動きなどは3匹ともとても可愛い仕草なので和んでいます。(男性・62歳)
  • 昔のも見てますが、これが最も新しくて覚えてるんで選びました。(男性・52歳)
  • 世代であることがいちばんの理由です(男性・41歳)
  • 「ガラピコぷ~」というメロディが印象的だった。(女性・61歳)
  • ちょうど孫と見ていたから(男性・72歳)

【14代目】ファンターネ!(2022年4月~スタート)

14代目はファンターネ!、おかあさんといっしょの公式設定を見ると、大地に恵まれたファンターネ島のなかで想像上の生き物や妖怪などあらゆる種族が一緒に暮らしていて、互いの個性を認め合いながら生活する「可能性と多様性」を意識した作りになっているようです。

登場キャラクター

・みもも:カッパの女の子
・年齢:3歳
・声優:平田真菜

・やころ:ヒョウタンの子供
・年齢:3歳10か月
・声優:折笠富美子

・るちーた:ライオンの男の子
・年齢:5歳
・声優:入江玲於奈

・あーぷん:謎の白い生物
・声優:折笠富美子

  • 「おかあさんといっしょ」歴代キャラクターの人気ランキングを紹介しました

あなたの印象に残っている歴代キャラクターは?

今回はNHK Eテレ「おかあさんといっしょ」の歴代キャラクターを振り返りました。

アンケートからは、子どもの頃に見ていた「おかあさんといっしょ」をよく覚えていることがうかがえた一方で、お子さんやお孫さんと一緒に見ていた思い出を振り返るコメントも印象的でした。

あなたの心に残る歴代キャラクターは何でしたか?

アンケート内容

NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」を見たことはありますか?

『見たことがある』 (81.1%)
『見たことがない』(18.9%)

調査の結果、8割以上の人が「おかあさんといっしょ」を見たことがあると回答。リアルタイムで見ている小さい子どもがいる親世代をはじめ、自らが幼少の頃に見ていたという人や、孫が小さい頃に見ていたという祖父母世代など、幅広い層からの回答が集まりました。 

調査時期:2022年2月4日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計507人(男性:383人、女性:124人)
調査方法:インターネットログイン式アンケート