3月6日より放送がスタートするスーパー戦隊シリーズ最新作『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の第1話に、人気お笑いコンビ・霜降り明星のせいやがゲスト出演することが明らかになった。

誰もが知る昔話「桃太郎」をモチーフにした本作は、男性がピンクの戦士になること、『仮面ライダー555』など平成ライダーを数多く手がけた脚本家・井上敏樹が『鳥人戦隊ジェットマン』以来30年ぶりにスーパー戦隊シリーズのメインライターを務めることなどで、早くも反響を呼んでいる。

主人公のドンモモタロウ/桃井タロウ(樋口幸平)が、お供のサルブラザー/猿原真一(別府由来)、オニシスター/鬼頭はるか(志田こはく)、イヌブラザー/犬塚翼(柊太朗)、キジブラザー/雉野つよし(鈴木浩文)とともに、謎の組織・脳人(ノート)に立ち向かっていく姿を描く。

第1話にゲストとして出演するせいやは、霜降り明星のYouTubeチャンネルでスーパー戦隊にハマッていることを話題にしており、中でも「『激走戦隊カーレンジャー』『忍者戦隊カクレンジャー』『手裏剣戦隊ニンニンジャー』がお気に入り。大人になっても楽しめる!」と語るほどの熱烈ファン。このことを知ったスタッフが出演をオファーしたところ、せいやが快諾。多忙なスケジュールの合間を縫って撮影が行われた。

気になるせいやの役どころは、宅配業者の主人公・桃井タロウ(樋口幸平)が荷物を配達する客で、司法試験にチャレンジ中の浪人生・鈴木春男。ワンシーンのみではあるが、主人公の人となりを表す大事な場面に登場することになった。

主演を務める樋口は、まだ演技経験が浅く、せいやとの撮影でNGを重ねしまい、13テイクも撮り直しをすることに……。しかしせいやは、ベテラン俳優が何度もシーンを撮り直す現場に居合わせた際のエピソードを披露するなど、樋口を励ます優しさを見せた。また合間には、監督とスーパー戦隊談義を繰り広げるなど、終始ムードメーカーとして撮影現場を明るく盛り上げた。

さらに、明日放送の第1話で、本作の主人公・ドンモモタロウが、なんと”神輿(みこし)”に乗って登場するという新たな情報も。世の中の息苦しいムードを破天荒に打ち破るかのような、ある意味“神がかった”新ヒーローの登場に、子どもも大人もきっとワクワクするはず。

霜降り明星 せいや(鈴木春男・役)コメント

「カーレンジャー」「カクレンジャー」の大ファンで、「シンケンジャー」や「ニンニンジャー」など、大人になってからもスーパー戦隊シリーズは見続けてきました。そんな僕がついにスーパー戦隊シリーズの歴史に参加できるということで、ものすごく興奮しましたし、また当時の僕みたいな子どもたちにとって、「ドンブラザーズ」が大人になっていっても一生忘れない作品になると思うと感慨深いです。
スーパー戦隊シリーズは一生忘れない子どもの青春です! みんなで楽しみましょう!

樋口幸平(桃井タロウ/ドンモモタロウ・役)コメント

僕はお笑いが大好きで、いつか芸人さんと共演するのが夢でした。それがドンブラザーズ1話で叶ってしまいました! しかも大好きな霜降り明星のせいやさん! 撮影時間が僕にとって最高の時間となりました。ぜひ桃井タロウと戦隊好きせいやさんのシーンをお見逃しなく! お楽しみに!

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