女優の沢口靖子が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『科捜研の女 Season21』第13話がきょう3日(20:00~)に放送される。

  • 沢口靖子=テレビ朝日提供

第13話は、キャンプ場で頭部に傷を負った男性の遺体が発見されるところからスタート。被害者はソロキャンプを楽しんでいた男性で、榊マリコ(沢口)らは場内でキャンプを行っていた森末未来也(藤田富)ら5人に接触するが、被害者の姿は見ていないという。やがて鑑定から、被害者のそばに落ちていたアウトドア用のコーヒーミルのハンドル部分と、まとっていたポンチョに付着した「ある物質」が見つかるが、はたして事件との関係は。また、被害者のテントに森末の指紋が付いていたことも判明。そんな中マリコは真相を暴くために火起こし実験を行う。

今回は、森末が師と仰ぐキャンプ仲間である黒石萬作役を、大竹まこと、きたろうと組むコントグループ「シティボーイズ」のメンバーとして知られる斉木しげるが好演。ひょうひょうとした受け答えでマリコたちの捜査をのらりくらりとかわしつつも、やがてマリコにとんでもない要求をする。

そして森末役には、男性読者モデルとして活動後、2015年からは舞台やテレビドラマ出演など俳優として活躍している藤田がゲスト出演。『仮面ライダーアマゾンズ』(16年)の水澤悠/仮面ライダーアマゾンオメガ役で知名度を上げた藤田が、キャンプ場で起こった殺人事件のカギを握るソロキャンパーに扮する。マリコらと対峙した時に、戸惑いの表情でついたウソに秘められた真実とは。ソロキャン仲間との世代を超えた交流、一社会人としての苦悩などを体現した藤田の、等身大の演技に注目だ。