俳優の荒木宏文が主演を務める映画『漆黒天 -終の語り-』(2022年初夏公開)、舞台『漆黒天 -始の語り-』(2022年8月上演)の出演者、ティザーストーリーが24日、明らかになった。

荒木宏文

荒木宏文

同作は記憶をなくした流浪の男の物語を描いたオリジナル作。男が記憶を追い求める中で次々と刺客が襲い掛かり、何故記憶がないのか、何故狙われるのか、謎多き男をめぐるハードなミステリー時代劇となる。

映画『漆黒天 -終の語り-』には、記憶のない主人公・名無し(荒木宏文)の記憶探しを手伝うヒロイン・喜多には小宮有紗が決定。喜多と同じく記憶探しを手伝う、ごろつきの邑麻兄弟(おうまきょうだい)の兄・二郎太役の松田凌、 邑麻兄弟の弟・三郎太役の長妻怜央(7ORDER)が出演する。さらに橋本祥平、松本寛也、小島藤子、梅津瑞樹、小澤雄太、鈴木裕樹、唐橋充、宇梶剛士とさまざまなジャンルで活躍するキャストがそろった。

映画の前日談となる舞台『漆黒天 -始の語り-』は総勢11人のメインキャストが登場。映画と舞台ともに出演するのは、主演の荒木宏文に続き、松田凌、長妻怜央、梅津瑞樹、小島藤子、橋本祥平 松本寛也、小澤雄太、鈴木裕樹の9人で、さらに加藤大悟、安田桃太郎の2人が加わる。

ティザーストーリー

「この町で……俺を見たことはないか?」
ぼろを纏った男が江戸の町に現れる。男はなりゆきから助けた喜多(小宮有紗)という女と出会う。喜多は記憶を失くしたという男に「名無し」(荒木宏文)と名を与え、狂言作者の玄馬(唐橋充)、ごろつきの邑麻兄弟ら(松田凌、長妻怜央)を巻き込んでその素性を捜しはじめる。男の失った記憶にただひとつだけ残る愛する者たちの死、尋常ならざる剣の腕、その命をつけ狙う刺客たち……
どうやらこの男には、何かある。