撮影を心から楽しんでいる様子の川栄だが、英語や関西弁の台詞には四苦八苦しているようで「26年間で今が一番勉強しています」と苦笑。ひなたは劇中でも、英語を勉強し始め、三日坊主で終わってしまうが、そこにも大いに共感してしまったと言う。
「朝ドラの出演が決まり、英語の本を3冊とDVDを買ったんですが、1回も開いてなくて。だからひなたの気持ちはすごくわかるんです。いつも海外に行くと、絶対に英語を勉強しようと思って帰ってくるんですが、いざYouTubeなどで英語の動画をちょっとだけ見たら、それだけで満足しちゃって、すぐにやめちゃうんです。私自身もひなた同様、何かを始めたとしても、全然長続きしないです」
とはいえ、もちろん撮影前から英語の猛特訓を受けた。「先生について週に1回、発音レッスンを半年以上前からやりました。けっこう大変で、きっとこれが仕事じゃなかったら、私は途中で逃げ出してるなと思いました」。
特に英語のどんな点が大変なのか尋ねると「全部です」と即答。「そもそも単語が分からなくて、日本語の意味を頭に入れても、それが英語で変換されて頭に出てこないんです。発音も今まで習ってきたことがないRの発音など、初めてのことが多いので、そこは大変だなと。でも、逆に今回のお仕事がなければ、今後も英語に携わろうとはしなかったと思うので、とてもいい機会だなと思って勉強させてもらってます」と前向きにも捉えている。
さらに、「ひなたは周りをすごく気にしてしまうというところが私と似ている気がします。ほかにも、夏休みに宿題が終わらないというのも、私と同じなんです(笑)。そして、やっぱりひなたのように、友達がいっしょに宿題を手伝ってくれたりしていたので、似ているなぁと思いました。この光景、小さいころ見たなと思いながら演じました(笑)」と、共通点を明かした。