JR東日本盛岡支社・仙台支社は、気仙沼線BRT・大船渡線BRTのダイヤ改正を2022年3月12日に実施すると発表した。気仙沼線BRT・大船渡線BRTともにに新駅を設置するほか、大船渡線BRTにおいてルート変更も予定している。

  • 気仙沼線BRT。ダイヤ改正に合わせ、「大谷まち駅」「東新城駅」を新設

気仙沼線BRTでは、大谷海岸~陸前階上間に大谷まち駅を新設。これに先立ち、大谷海岸~陸前階上間で2021年12月27日から専用道の使用を開始した。不動の沢~気仙沼間に東新城駅も新設される。志津川駅は2022年10月頃に予定される道の駅の整備にともない移転が見込まれるため、陸前戸倉~志津川間と志津川~南三陸町役場・病院前駅間で所要時間がそれぞれ1分長くなるとのこと。

大船渡線BRTでは、気仙沼~鹿折唐桑間に内湾入口(八日町)駅を新設するほか、高田病院~脇ノ沢間で現行ルートの北側に新道が開通したため、普通便のルートが変更される。高田病院~脇ノ沢間の所要時間は現在より4分短くなる。なお、普通便と異なるルートで運行される快速便について、ルート変更は行われない。

  • 大船渡線BRT。ダイヤ改正に合わせ、「内湾入口(八日町)駅」を新設する

気仙沼~陸前高田間では、昼間時間帯の便を設定し、運転間隔を調整することで待ち時間を改善する。あわせて夜間時間帯に気仙沼~陸前高田間で運行本数の見直しも実施するとのこと。