メルセデス・ベンツ日本はこのほど、ベストセラーモデルである新型「Cクラス」の3番目のボディタイプとなる「C 220 d 4MATIC オールテレイン」を発売した。

  • 「C 220 d 4MATIC オールテレイン(ISG 搭載モデル)」

同モデルは、SUV譲りの高いアイポイントとロードクリアランス、ステーションワゴンの実用性を兼ね備えたCクラス初のクロスオーバーモデル。四輪駆動システム「4MATIC」など、35年以上にわたるSUV開発の歴史の中で蓄積したオフロード技術を採用し、オールラウンドな走行性能を備えている。

ボディサイズは全長4,760mm、全幅1,840mm、全高1,495mm。ステーションワゴンに比べ全高を+約40mmとすることで高い地上高とアイポイント、乗降のしやすさというSUVの特長を持たせながら、ボディサイズを一般的な駐車場に入るサイズにおさめている。

  • 新型Sクラスから搭載されるメルセデス・ベンツ最新の安全運転支援システムを採用

新型Cクラスのデザインを取り入れたエクステリアに、SUVの力強さを表現するシングルルーバーのラジエーターグリルをはじめ、前後バンパー下部のシルバークロームアンダーライドガードやブラックのホイールアーチカバーを取り入れることでSUVらしさを強調。また、専用の18インチ5スポークアルミホイールを採用している。

インテリアは、ダッシュボードを上下2つに分割。上部は翼のような形状に、航空機エンジンのナセルを想わせる丸みをつけたやや横長の新デザインの角型エアアウトレットが配置し、スポーティーさを演出している。

専用の「OFFROAD」「OFFROAD+」モードによる高い悪路走破性を実現。また、サポートの精度を高めた安全運転支援システムや縦型11.9インチのセンターディスプレイによる直感的な操作設定、AR(拡張現実)ナビゲーション、生体認証(指紋、声)によるシートポジションなどの設定、片側130万画素の超高機能ヘッドライトなど、新型Sクラス譲りのメルセデス・ベンツの最新技術を多数採用している。

メーカー希望小売価格は796万円。