元乃木坂46で女優の伊藤万理華が、2月3日からひかりTVで独占配信されるドラマ『湯あがりスケッチ』(全8話 毎週木曜22:00~)に出演する。

ドラマ『湯あがりスケッチ』に出演する伊藤万理華

同作は、Twitterで話題を集めた、建築の図法(アイソメトリック)を用いて銭湯の建物内部を精密な俯瞰図で描いた『銭湯図解』の著者・塩谷歩波氏の人生を原案としたドラマ。『銭湯図解』をきっかけにおかしくも愛らしい人々との出会いが生まれていくストーリーで、実際に営業している都内の銭湯とエピソードのカギとなる8人の女性が各話に登場する。銭湯というどこか懐かしい場所を舞台に、「現代を生きる女性たちのリアル」を描く。

主役の澤井穂波を演じるのは、映画監督や執筆家などマルチに活躍している小川紗良。監督・脚本は『四月の永い夢』でモスクワ国際映画祭コンペティション部門に選出され、国内外から注目を集める中川龍太郎氏が務める。

伊藤は、穂波が銭湯の魅力に浸るきっかけとなる親友・佐伯朋花を演じる。連ドラ初主演の小川との掛け合いに注目だ。伊藤のほかにも成海璃子、安達祐実、臼田あさ美、室井滋、夏子、中田青渚らが出演し、誰もが共感できる普遍的な悩みや心情を描いている。

また、同作の主題歌はロックバンド・羊文学の「あいまいでいいよ」に決定。繊細ながらも力強さと優しさが詰まったサウンドでドラマの世界観を体現している。

コメントは以下の通り。

■伊藤万理華

――出演が決定した際の気持ちは?

(主演の)小川さんにはいつか会える気がしていたので、今回親友として参加できたことは運命だなと思いました! 顔合わせのときに、ふたり川沿いを散歩したのが思い出深いです。

――本作で注目してほしいポイントは?

妥協の一切ない銭湯のシーンはもちろん、(主人公の)穂波と夕日の中歩くところが本当に、美しい時間でした。

――演じた佐伯朋花について

決断が早いけど、その先でゆらゆら揺れながら、自分のベストを探し続ける女の子です。考えるよりもまず行動するところが自分にそっくりだと思いました。

――ドラマを観る人へのメッセージをお願いします。

湯気と水面の煌めきと、キャストスタッフの皆さんのムードがきっと伝わると思います。心をじんわり温めてほしいです。