お笑いコンビ・ゆにばーす(はら、川瀬名人)が16日、東京・渋谷の劇場「ヨシモト∞ホール」で行われた「第2回ムゲンダイチャンピオンシップ」にて優勝。大会後に取材に応じ、優勝の心境や今後の目標など語った。

  • ゆにばーすのはら(左)と川瀬名人

ゆにばーすは下ネタ満載の漫才で優勝。はらは「イエ~イ!」と喜びを爆発させ、「めちゃくちゃうれしかったです。下ネタだと私は思ってないんですけど、下ネタが評価されて1位になったのは本当にうれしいです」と語った。

一方、川瀬は「正直納得いっていない」と告白。「自分の思い描いた通りにいかないのがこんなに腹立たしいものかという感じです。勝てるわけないけどお祭りやし、楽しくできたらいいなくらいの気持ちでやったら、えらい高い評価を受けてしまって」とテンション低めに話した。

次なる目標を聞かれると、はらは「シモネタグランプリ優勝」と答え、川瀬が「はらちゃんが下ネタやるんやなという人間性が浸透したほうがいいので、マジで狙いたい。それがM-1につながるはずなので」と同調すると、はらは「びっくりしました」と驚き、「下ネタじゃなくて普通のネタとして浸透すればいいな」と願った。

下ネタを大舞台でやりたいというはら。「炎上するならM-1がいい」と言うと、川瀬は「なんで炎上したいん? ムカつくのが、炎上するときに僕にくるから」とぼやいた。副賞の「ヨシモト∞ホール1日支配人」としてやりたいことを聞かれると、はらは「下ネタライブがしたい」と希望。川瀬も「ありかもしれない」と賛同していた。

また、はらは「ゆにばーすというコンビ名をつける前、保健体育というコンビ名だった。結果的に改名して、保健体育に戻すかもしれないです」とも話した。

昨年7月に第1回が開催され、今回第2回となる「ムゲンダイチャンピオンシップ」は、ヨシモト∞ホールの看板芸人“ムゲンダイレギュラー”がネタで頂点を決めるバトルライブ。実力派芸人たちが、30万円の賞金、副賞の「FANYチャンネル冠特番権」と「ヨシモト∞ホール1日支配人」をかけてネタを披露した。

参加したのは、かたつむり、シシガシラ、大自然、ダンビラムーチョ、うるとらブギーズ、TEAM BANANA、THIS IS パン、ZAZY、コットン、男性ブランコ、ネルソンズ、レインボー、ダイタク、やさしいズ、ゆにばーす、サンシャイン、そいつどいつ、アイロンヘッド、蛙亭の19組(ネタ披露順)。

審査員と観客の得点の合計で競い、ゆにばーすが優勝。2位は、コットン、3位は男性ブランコとなった。先日、3月末で∞ホールを卒業すると発表した初代チャンピオンのうるとらブギーズは4位となり、連覇はならなかった。

なお、オズワルドとスパイクは都合により不参加。ダイヤモンドは年末に骨折した野澤輸出が不参加となり、審査対象外となるが小野竜輔1人で出演した。MCはあべこうじ。

「第2回ムゲンダイチャンピオンシップ」は、見逃し配信も実施。1月23日12時までFANY ONLINE チケットで購入可能、14時まで視聴できる。