お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、19日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、ゲスト出演したお笑いコンビ・オダウエダに激励の言葉を送った。

松本人志

お笑い賞レース『女芸人No.1決定戦 THE W 2021』の5代目女王に輝いたオダウエダ。この日は優勝を報告するとともに、審査結果に対して一部から不満の声が上がっていることを受けて「叩かれすぎておかしくなってしまって……」と吐露する場面もあった。

松本は、「お笑いの賞レースは満場一致で優勝しないと、どうしてもいろいろ言われちゃったりするからね」と冷静に受けとめ、「あまり気にせんでいいと思うよ。本当に」と助言。「『R-1』のザコシなんかもっとボロクソ言われてたからね。でも、今はザコシのことをおもんないって言う人、ほぼいないわけやし。マヂカルラブリーだって、1年で取り返したから」と過去のお笑いコンテストで批判の的になった2組を具体例として挙げた。

また、『THE W』の結果を「Aマッソはセンスでしたよね。天才ピアニストは技術というか。彼女ら(オダウエダ)はそことは一切かぶらないところで、狭いターゲットをしぼってもともとやってるから、優勝したらこういう感じになるやろなとは思うよ」と改めて総括し、「そんなん気にするタイプであってもほしくないわ」と要望。

「(『THE W』の)レベルはめちゃくちゃ上がってる。女芸人が『M-1』とか『キングオブコント』にどんどん進出してくるんじゃないかと思う。皮肉にも、そうなると『THE W』の意味あるのかという話にもなってくる」と『THE W』の存在意義にも触れ、「『THE W』のスタッフには大感謝やし、お笑い界にすごく貢献してくれたと思う」と制作サイドへの感謝の思いも伝えていた。