大和ハウス工業とパナソニック、アスカネットは1月15日、大和ハウス工業が開発中の分譲マンション「プレミスト津田山」のマンションサロンエントランスにて「空中タッチインターホン」の共同実証実験を開始した。

  • 「空中タッチインターホン」イメージ

開始したのは、空中で操作できるインターホン「空中タッチインターホン」の実用化を目的とした実証実験。

同製品は、大和ハウス工業とパナソニックが開発した非接触でも入居者の呼び出しができる技術と、アスカネットが開発した「ASKA3D」(空中ディスプレイ)とパナソニック製インターホンを連携させたもの。

空中ディスプレイに集合住宅のロビーインターホンの画面を表示し、住戸番号の入力などの操作が完全非接触でできるようになっている。

空中に映像を表示する技術では、光の反射を利用。セキュリティ性を考慮し、隣や後ろからは見えづらくなっている。

3社は今後、同実験の結果を踏まえ、店舗やオフィスビルなど大型施設における導入の可能性も検討し、実用化を目指すとのこと。