Housmartは12月29日、「JR山手線 マンション値上がり率ランキング」を発表した。調査は、JR山手線全駅の徒歩10分圏内、かつ40m2〜80m2の2002年以降に建てられたマンションを対象に、2019年12月対比2021年12月の平米単価の値上がり率を調査し、集計した。

  • JR山手線 マンション値上がり率ランキング

    JR山手線 マンション値上がり率ランキング

今回、調査対象の30駅のうち、東京、有楽町、新橋、品川、新宿、原宿の6駅に関しては2021年12月1日時点の売り出されている対象マンションの数が1件以下のため、調査対象からは除外している。

その結果、調査対象駅24駅のうち、「高田馬場駅」を除いた23駅で値上がりしており、平米単価の平均値上がり率は119.6%、上位10駅においては129.6%と、18ヶ月連続で上昇している首都圏平均値上がり率116.7%に対して、約13ポイント高い水準となった。

最も値上がり率が高かったのは、2020年3月14日に開業した「高輪ゲートウェイ駅」。JR東日本が進める品川駅北側エリアの都市開発計画「グローバルゲートウェイ品川」の一部であり、現在も一帯の再開発が進められているエリアで、国際交流拠点となるような街づくりを目指し、2027年にはリニア中央新幹線の開業も控えている。値上がり率は、2019年12月対比で約145%に達した。

以下、2位「日暮里駅」、3位「渋谷駅」、4位「御徒町駅」、5位「池袋駅」、6位「西日暮里駅」、7位「大塚駅」、8位「田端駅」、9位「巣鴨駅」、10位「大崎駅」と続いた。