テレビ東京の北京オリンピック メインキャスターが小泉孝太郎、フィールドキャスターが荻原次晴に決定したことが14日、明らかになった。

  • 左から荻原次晴、小泉孝太郎

    左から荻原次晴、小泉孝太郎

開会式翌日となる2月5日にはフリースタイルスキー 男子モーグル決勝を放送、今シーズンW杯で好調の堀島行真が大会序盤でのメダル獲得となるか注目となっている。大会終盤では2月20日に、フィギュアスケート エキシビションを放送する。

小泉孝太郎 コメント

・東京に続いて、冬季もオリンピックキャスター就任と聞いたときの気持ちは?

リオからメインキャスターをさせて頂いていますが、またオリンピックのお仕事ができると純粋に嬉しかったです。日の丸を背負っている選手たちを応援するとともに、僕らも日の丸を背負っていると感じられる特別な期間だと思うので、またあの喜びを体感できると思うと楽しみです。平昌では現地に行かせて頂いて、極寒の寒さを体験しましたが、その極寒の寒さと共に先程お伝えした喜びがよみがえってきた感じです。

・平昌に続き2大会連続で冬のオリンピックキャスターを務めるが、冬のオリンピックで印象に残っていることは?

冬のオリンピックで印象に残っているのは「音」なんです。特に氷上で行われるスケート競技の氷の上を滑る「シャッシャッ」という音が、会場の張りつめた緊張感のある空気の中で響いていたのが凄く耳に残っています。平昌でスピードスケートを見たときにそれを体感して、それも小刻みに気持ちいい音で未だに鮮明に覚えていて忘れられない体験の一つです。そして、滑るスピードも目の当たりにすると想像以上で、みていてとても面白かったのでそれが印象に残っています。平昌ではスピードスケートで小平奈緒選手がレース後にライバルの李相花(イ・サンファ)選手と抱擁しているシーンでは僕自身も泣きましたし、スポーツで一番美しい瞬間を目撃できたので、今大会も名シーンが生まれるのではと楽しみです。

・北京オリンピックで、気になっている競技は?

モーグルは前から見るのが好きでしたので気になりますね。今季ワールドカップで好成績を収めている堀島行真選手に期待していますし、スピードが出ている中でのエアやターンは見ていて魅了されるのでとても楽しみです。また、フィギュアスケートの羽生結弦選手もどのようなパフォーマンスで魅了してくれるのか楽しみにしています。

・最後に視聴者のみなさんにメッセージ

東京オリンピックから、気づけばもう北京オリンピックとスパンが短い中での開催ですけど、やっぱりオリンピックは素晴らしいなという気持ちを共有できればと思います。東京も「オリンピックやって良かったな」と感じる人もいらっしゃったと思いますし、オリンピックでしか味わえない興奮だったり、アスリートが金メダルを目指す姿、情熱であったり闘争心というのは純粋に美しいので、皆様と同じ気持ちを共有して応援出来たらと思います。

荻原次晴 コメント

・改めて、冬季オリンピック フィールドキャスター就任と聞いたときの気持ちは?

長野オリンピックの日本代表に選んでいただいた時と同じく「やるぞ!」という気持ちで燃えています。しかし!競技と同じように「勝ち」を意識し過ぎると体が硬くなるので平常心から少し心拍数が上がっているような状態で臨みたいと思います。

・ソチ、平昌に続き3大会連続で冬のオリンピックキャスターを務めるが、冬のオリンピックで印象に残っていることは?

我らがノルディック複合 渡部暁斗選手の、あと一歩で金メダルだった2大会連続銀メダルにとても興奮しました。北京ではどうしても金を獲らせてあげたいです。そして、フィギュアスケート羽生結弦選手の2連覇にも胸が熱くなりました。平昌では選手たちの活躍を祝して小泉孝太郎さんと韓国焼酎で乾杯出来たこともとても印象に残っています。

・北京オリンピックで、気になっている競技は?

もちろん全ての競技が気になります。更に強くなったフリースタイルスキーモーグルの堀島行真選手のダイナミックな滑りに注目しています。カーリングのロコソラーレも大活躍の予感。羽生結弦選手の4Aが成功し五輪3連覇なるか!そして、ノルディック複合個人、団体でメダルへ!考えるだけでも興奮してきます!

・最後に視聴者のみなさんにメッセージ

TOKYO2020大会での日本選手達の活躍に刺激されウインターアスリート達も燃えています。その情熱を余す事なくしっかとお伝えします!やるからには私も金メダルを狙います!

(C)テレビ東京