俳優の永山瑛太が、10日にスタートしたフジテレビ系月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』(毎週月曜21:00~)に登場した。セミレギュラーとして17日放送の第2話にも登場する。

  • 菅田将暉(左)と永山瑛太=フジテレビ提供

永山が演じるのは、バスジャック事件に関わる重要な人物・熊田翔。大学の研究室に勤めているという青年で、第2話以降で巻き起こるバスジャック事件に巻き込まれ、整(菅田将暉)らと一緒にとある屋敷にとらわれてしまう。

バスジャックの被害者としてとらえられたにもかかわらず、なぜか妙に落ち着いており、周りを冷静に観察している様子がどことなく不自然な青年。ところが、整とは妙に馬が合うようで、整が呈する素直な疑問や独特の考えに、一つ一つ興味深そうに耳を傾けている様子が印象的だ。

第2話のバスジャック事件には、永山の他にも、バスジャック事件の関係者としてヒコロヒーが露木リラ役で登場。さらに、阿部亮平(犬堂オトヤ役)、金田明夫(奈良崎幸仁役)、久保田悠来(坂本正夫雄役)、佐津川愛美(柏めぐみ役)、森下能幸(煙草森誠役)、森永悠希(淡路一平役)らが参加する。

コメントは、以下の通り。

■永山瑛太
『ミステリと言う勿れ』という作品の魅力は、やはり田村(由美)先生の天才的な部分が整君に投影されているところだと思います。原作から感じるうんちくや知識の豊富さは、無限に広がっていると、田村先生に実際に現場でお会いした時にも感じました。
そして、菅田君の芝居へのアプローチは圧巻でした。ですので、一緒に芝居をするとどこか安心感があります。僕より数十倍我慢強く、心の広い方だとも思いました(笑)。あれだけ長い台詞(せりふ)を覚えて芝居も100%に作ってきても、監督の演出に応える柔軟性もあります。歌の表現者でもあるので、声の響きもとても心地良いんです。今の日本を代表する表現者なんだと肌で感じました。
原作を読まれていない方も、ストーリー性も面白い作品で、キャストもすごい方々がそろっています。中でも、菅田将暉=天才ということが改めて証明される作品になると思いますので、是非ご覧ください。

(C)田村由美/小学館
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