2012年に「第13回全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞し、芸能界デビューを果たした尾碕真花。2019年には『騎士竜戦隊リュウソウジャー』(テレビ朝日系)でヒロイン・アスナ役に抜擢され、注目を集めた。

2021年はプライベートを充実させる1年になったと言う彼女。趣味のゲームに熱中したり、初めての揚げ物に挑戦したり……SNSの投稿でもその充実ぶりがうかがえた。

昨年12月9日に東京・明治記念館で行われた、オスカープロモーション所属のタレントが集う毎年恒例マスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」終了後、その尾碕にSNSに投稿した何気ない日々の記憶を共有してもらうともに、2021年に印象的だった仕事、2022年の抱負を語ってもらった。

  • 「晴れ着撮影会」に出席した尾碕真花 撮影:宮川朋久

――恒例の晴れ着撮影会はいかがでしたか?

こうして事務所の皆さんにお会いできる機会もあまりないので、ワクワクしていました。

――皆さんとどんなことを話すか事前に考えたりはするものなのですか?

それは考えなかったです! 私は人と距離を詰めるのがあまり得意じゃないのですが、皆さんフレンドリーに話しかけてくださるので、発してくださる話題に乗っかりました(笑)。

――すごい受けの姿勢! 尾碕さんのTwitterを拝見していて、面白い方だなあと思っていたのですが、こうしてお話をさせていただいていても同じ印象です(笑)。

えっ! 何か変なことツイートしてました……?

――そういうわけではないのですが、ノリの良さが伝わってきて。あとは鶏肉とゲーム中心の生活を送られているんだなと。

(料理の)レパートリーが本当になくて、気づいたら鶏肉ばっかりになっちゃいます。偏ってるな〜と思うんですけど、(鶏肉は体にいいので)良いほうの偏りですね(笑)。

――ツイートに「今日は結構ショックなことがあったんだけど、仕事帰りにスーパー寄ったら焼き鳥屋さんが来てて美味しそうなの買って帰れたから気分上がった。」というものもあって、尾碕さんの生活を鶏肉が支えてるんだなと思いました(笑)。

“あ〜ショック〜!”ってなってたんですけど、スーパーに焼き鳥屋さんが来てるだけで立ち直れましたね。

――差し支えなければ、ショックなことはお仕事関連のことですか?

いえ! 好きなバンドのライブチケットが取れなくて。しかもライブの日が誕生日だったんです……。

――それは悲しい……。焼き鳥屋さんが来てくれていて良かったです。

焼き鳥でなんとか耐えられました(笑)。

――2021年を振り返ってみて、印象的なお仕事は何かありましたか?

今年何したかな〜? まだ情報解禁前のお仕事なんですけど、長回しのシーンがとても多いお芝居をさせていただいて。1話分撮りっぱなしなんじゃないかと言っても過言ではないくらいで、それを2日で撮り切ったのが印象的でしたね。長回しの撮影はあまり経験したことがなかったので新鮮でした。

映画を観ていても、長回しのシーンはすごく印象に残ると言うか、映像作品に出る時に自分もやってみたいと思っていたことなので、今年挑戦できて良かったです。

――念願の長回しに挑戦した作品楽しみにしています。2022年は舞台『六番目の小夜子』に出演されます。2021年7月にドラマ版の再放送もありましたが、ご覧になりましたか?

DVDに録画したんですけど、まだ観てなくて。舞台は小説ともドラマとも違う内容になると、台本をもらう前から聞いていたので、“今観たらごちゃごちゃになっちゃうぞ……”と思って(笑)、あえて観ないようにしました。

――ごちゃごちゃになってしまうのはまずいですね(笑)。では最後に2022年の抱負を教えてください。

2021年は無駄に気負うと言いますか、考えなくてもいいことを考えすぎてしまう時間もあったので、2022年は気取らず、気楽に、自分のペースで好きなように頑張れたらいいなと思います。

■プロフィール
尾碕真花(おさき・いちか)
2000年12月2日生まれ。高知県出身。2012年の「第13回全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞し、芸能界入り。アイドルグループ・X21のメンバーとして2018年の解散まで活動し、2018年12月から放送された東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『さくらの親子丼2』で連ドラ初出演。2019年には『騎士竜戦隊リュウソウジャー』(テレビ朝日系)にヒロイン・アスナ役で出演し注目を集めた。2022年は、東京・新国立劇場 小劇場で1月7日~16日に上演の舞台『六番目の小夜子』に花宮雅子役で出演する。