演歌歌手の石川さゆり、ラッパーのKREVA、ギタリストのMIYAVIが29日、東京国際フォーラムで行われた『第72回NHK紅白歌合戦』(12月31日19:30~23:45 ※中断ニュースあり)のリハーサルに登場した。

  • 左からKREVA、石川さゆり、MIYAVI

44回目の紅白出場となる石川のステージに、KREVAとMIYAVIがゲスト出場。2020年に発売のアルバム「粋~Iki~」に収録されたコラボ曲「火事と喧嘩は江戸の華」を紅白特別版で披露する。

KREVAは「KICK THE CAN CREW」として出場したことがあるが、今回はソロとして初出場する。「さゆりさんに感謝です。狛犬になる気持ちでやりたい。さゆりさんに近寄る悪を断って日本を元気にしたい。日本を代表する狛犬になれるように頑張ります!」と意気込むと、MIYAVIも「ジャンルを超えて元気を届けたい。苦しい時代の中でパワーと熱気を届けられれば」と語った。

石川は「音楽はこのくらいジャンルも世代もすべて超えていく楽しさがある。みんなで手を繋いで平和に楽しく困難も乗り越えられるのでは」といい、「紅白は1年の締めくくり。音楽のお祭りです。お祭りを思いっきり楽しんでいただきたい」と呼びかけた。

「火事と喧嘩は江戸の華」を3人で披露した後、石川がソロで名曲「津軽海峡・冬景色」を熱唱する。石川は2007年より、歌唱曲を「津軽海峡・冬景色」→「天城越え」→「津軽海峡・冬景色」というサイクルを繰り返しており、「津軽海峡・冬景色」を紅白で披露するのは12回目となる。

今年の『紅白歌合戦』は2年ぶりに有観客で開催。例年会場としてきたNHKホールが改修中のため、東京国際フォーラムでの開催となる。テーマは「Colorful~カラフル~」。司会は、俳優の大泉洋、女優の川口春奈、同局の和久田麻由子アナウンサーが務める。なお、川口は紅白初司会、大泉は昨年、白組司会を務めており、2回目となる。

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