元V6で20th Century(以下、トニセン)の坂本昌行、長野博、井ノ原快彦が、25日に放送されたラジオ番組『S.I.N NEXT GENERATION』(JFN系/毎週土曜21:00~21:55)に出演。グループの解散について、改めて今の心境を語った。

年内最後の放送となったこの日、「大きく動いた年ではあると思う。オリンピックもあったし、コロナもあったし、僕らとしてもグループを26年やってきて、そこに終止符を打つっていう年でもありました」と振り返った井ノ原。11月1日にグループを解散して間もないことから、長野が、「半年とか経ってるわけじゃないじゃないですか。数カ月会わないことも普通にあったし、まだそのくらいの期間なんですよね」と言うと、井ノ原は、「会う人会う人に、“ちょっと胸にぽっかり穴が……”みたいに聞かれるけど、“いやいや、ライブが終わったってだけです”って」と話し、「周りが思ってるほど、ネガティブでもなければ、センチメンタルな感じでもない」と正直な心境を明かした。

一方の坂本も、「誰かに言われたんだったら、ちょっと違う気持ちになるのかもしれない。“この日で終わりです”って」としながら、「自分たちで話し合って決めたことだから、そういう寂しさとか、思いはないよね」とキッパリ。井ノ原も、最後の全国ツアーを開催できたことで、「これ以上のことはないかなっていう気はしますけどね」と充足感を語り、「寂しい思いをしてる方がいることは、もちろん分かってる。でも、僕ら自身は本当にそんな感じで。解散っていうのは、人間が決めたことでしょ? 気持ちとか心は、絶対につながっているから、人間が決めたことにあんまりとらわれないでほしい」と、ファンにメッセージを伝えた。

「みんな存在してるからね。誰一人、引退するわけでもないし」(長野)、「みんな頑張ってるから。状況は変わんないんだよね」(坂本)、「死ぬわけじゃない。みんなつながってるところはつながってるから」(井ノ原)と、口々に“今までと変わらない”ことを強調したトニセンの3人。年末に開催される『ジャニーズフェスティバル』や『ジャニーズカウントダウン』といった大型イベントに出演しないことについても、井ノ原は、「“寂しいですよ”って言ってくれる人もいるんですけど、家にいられる幸せっていうのもあるんですよ」と明るく話し、坂本も「後輩たちの活躍を見られるっていう。出ると見れないんだよね」と、自宅での鑑賞を楽しみにしている様子だった。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。