お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、カンテレ・フジテレビ系バラエティ番組『笑いの総合格闘技! 千原ジュニアの座王 新春SP』(1月2日22:00~)に審査委員長として出演する。

  • 松本人志=カンテレ提供

千原ジュニアが考案した『座王~ざおう~』は、漫才やコント、ピン芸、歌ネタなど作り込んだネタではなく、即興ネタを競い合う、いわば“笑いの総合格闘技”。今回で2回目の全国ネット放送となる。

収録冒頭で、ジュニアから「5年ほど関西の深夜でやっていたんですけど、ご存じだったでしょうか?」と聞かれた松本は「俺オファーもらって、やりますって即答したんですけど、え?こっち(プレイヤー)じゃなくて?」と笑わせ、さらに「うちの嫁さんが座王がめちゃくちゃ好きで、絶対見た方がいい、絶対見た方がいいって、あんまり言うから絶対見たらんとこって」と座王の審査委員長を引き受けた経緯を語った。

また、「なんか元気なくないですか? 元気ないんはオズワルドだけやろ! 他なんで元気ないんか分からへん!」とスタジオの空気の重さを見かねた松本が『M-1』で優勝を逃したオズワルドを引き合いにプレイヤーたちをリラックスさせると、すかさずジュニアも「いつも通りよ皆さん! いつも通り、休み時間にきゃっきゃ言ってるあの感じを…今日はたまたま校長先生が見ているだけ」と重ねた。

収録を終えたジュニアは「(20人のプレイヤーが)最初めちゃめちゃ硬かったなあ。全然イスの周り回ってなかったなあ(笑)。まぁでもその緊張感が良いですね」と感想をコメント。自身は平常心で挑めたのか尋ねると、「いやいやいや。僕もやっぱりそりゃ全然違いますよ。隣に松本さんが居てるのとそうじゃないのは」と審査委員長・松本の存在がスタジオに独特の雰囲気を生んでいたことを明かした。

松本の審査で印象に残ったことでは、「やっぱりね、めちゃくちゃ優しい芸人に。だからもう、極力ドローを出さないとか。ほんと僅差のその差を見つけてあげようとしているところが。すごい愛のある審査でしたね」と松本の芸人愛を称賛した。

プレイヤーは、島田珠代、ずん・飯尾、野性爆弾・くっきー!、笑い飯・西田、アルコ&ピース・平子、ミサイルマン・岩部、R藤本、アインシュタイン・稲田、ロングコートダディ・堂前、コロコロチキチキペッパーズ・ナダル、霜降り明星(粗品、せいや)、オズワルド(伊藤、畠中)、蛙亭・イワクラ、ぼる塾(田辺、はるか)、吉住、エルフ・荒川、ラランド・サーヤ。