ヤマハ発動機は2022年2月10日、長距離ツーリング性能とスポーツ性能を兼ね備えたスポーツツアラーの20周年記念モデル「FJR1300AS 20th Anniversary Edition」「FJR1300A 20th Anniversary Edition」を発売する。

  • 左より「FJR1300AS 20th Anniversary Edition」(ブラック)、「FJR1300A 20th Anniversary Edition」(ブラック)、記念エンブレム(タンク天面)

「FJR1300」は、2001年にヨーロッパでデビュー。シルキーでトルクフルなエンジン特性と長距離高速巡航性能、高い快適性と俊敏な運動性能により"スポーツツアラー"というカテゴリーを確立させた。

20周年記念モデル「20th Anniversary Edition」は、ブラックメタリックXのボディカラーで、タンク天面にはゴールドの20周年記念エンブレムを配した。そのほか、ゴールド「FJR」ロゴ、ゴールドの前後ホイール、専用ステッチ&エンボス加工を施した専用シート、フューエルリッドやレバー、フートレストにブラックのコンポーネントカラーを採用している。  

「FJR1300AS」は、標準モデル「FJR1300A」をベースにした上級モデル。クラッチ操作不要でシフトチェンジが可能なYCC-S(ヤマハ電子制御シフト)、電動調整サスペンション、コーナーリングランプ(LED)などを採用した。

メーカー希望小売価格は、「FJR1300AS 20th Anniversary Edition」が198万円、「FJR1300A 20th Anniversary Edition」が165万円。

なお、国内向けの「FJR1300AS/A」は、同モデルをもって生産終了となる。