お笑いコンビのかまいたちによるテレビ朝日系バラエティ特番『かまいガチ 1時間SP』がきょう18日(21:55~22:55※一部地域を除く)に放送される。

  • ヒコロヒー=テレビ朝日提供

今回の1時間SPでは「オレの下積みメシ」第2弾を放送。苦しい下積み時代に食べていた「下積みメシ」を出演者に振る舞いつつ、壮絶な下積みエピソードを話しながら当時の気持ちを思い出し、初心にかえろうという企画だ。10月に放送した際には、濱家隆一の下積みメシを食べながら、下積み時代を支えてくれた曲「拝啓」(ザ・マスミサイル)を聴いた山内健司が号泣。同期である瀬下豊(天竺鼠)や、下積み時代が長かった長谷川雅紀(錦鯉)も泣きじゃくり感動を呼んだ。

今年大ブレイクした芸歴11年目のヒコロヒーは、下積み時代のカサ増し料理を作りながら、住む家もなかったという「人生で一番つらかった時期」を振り返る。いざ完成した下積みメシを食べると当時の思い出が蘇り、カメラの前で思わず号泣。その姿を見た山内ももらい泣きし、濱家やゲストのオズワルド、ケンドーコバヤシ、瀬下、高橋ひかる、目黒蓮(Snow Man)も胸を打たれた表情を浮かべる。

収録後ヒコロヒーは「泣く予定ではなかったんですけど、えらいもんで当時のことが一気によみがえってきて……自分でもビックリしました。改めて『頑張っていかないと!』という気持ちになりました」と照れながらもしみじみ。山内も「ヒコロヒーみたいに生きるか、死ぬか……くらいの経験を僕はしてないなぁ、頑張ったんやなぁって……。そう思ったら、同じ経験はしてないのに共感して、泣いちゃいました」と語った。

さらにオズワルドの伊藤俊介、ケンドーコバヤシ、かまいたちの2人が作る下積みメシも。スタジオ中が驚いたケンドーコバヤシの壮絶すぎる過去、目黒が明かす紅白歌合戦マル秘裏話をはじめ、各ゲストの下積みエピソードも懐かしい写真&映像と共に披露する。瀬下による、かまいたち共々同期がお世話になった大阪の地鶏鍋店へのロケでは、若かりし頃のかまいたちのエピソードも明かされる。

そんな下積みメシナンバーワンを決定すべく、濱家の憧れの人・高岡早紀も審査委員長としてサプライズ出演。相方の山内も目を疑うほど“ガチ”で驚き、挙動不審になる濱家のピュアすぎるリアクションに注目だ。

■山内健司(かまいたち)

「オレの下積みメシ」は、あまり下積み時代のイメージが湧かない人の苦労話も聞けるので、面白いです。前回、僕の下積みメシはインサート処理されてしまったんですけど、今回はついに皆さんの前で作ることができました。ただ、皆さんからは「どこが下積みメシやねん!?」と言われてしまって(笑)。すいません、実は僕、下積み時代もホントに貧しい思いをしていなくて……。母親に仕送りをしてもらっていたし、「もう金を借りることすらできない……死ぬ!」っていうタイミングでもギリギリ、仕事がちょっと増えたりして、食いつなげていけてたんです。だからこそ、収録中にヒコロヒーが泣いたときは、思わずグッときたんですよね。ヒコロヒーみたいに生きるか、死ぬか……くらいの経験を僕はしてないなぁ、頑張ったんやなぁって……。そう思ったら、同じ経験はしてないのに共感して、泣いちゃいました。

今回の個人的なイチオシポイントは、濱家が憧れの高岡早紀さんと対面したときの反応。「人ってホントにビックリしすぎたら何もできないんだ!」って、こっちもビックリしました。ガチで好きな相手に会うと体がカチンってなるのを目の当たりにして、「今後、自分が同じようなサプライズを仕掛けられたときは気をつけねば」と思いましたね。と同時に、「僕もいつかサプライズで憧れの新垣結衣さんと会えるかも!」って楽しみになりました(笑)。

■濱家隆一(かまいたち)

下積みメシだけを扱う企画はほかの番組ではないですし、収録していても面白い! 下積みメシを紹介するだけでなく、いろんな下積みエピソードも聞けるので、興味深いです。あと、最近ヘンに涙腺が緩くなってきている山内がもらい泣きしてましたけど、ヒコロヒーの「家がなかった」というエピソードも、すごいなって驚きました。

僕は前回に引き続き、また下積みメシを披露させてもらったんですけど、皆さんの評判もよくて、うれしかったです。僕も山内も金がないときは借金をして、ええもんを食っていたので、「ホンマにめっちゃ金がない!」っていう時期がないんですよね。ただ、家にあるものでチャチャッとメシを作るのは好きなので、「オレの下積みメシ」ではそういう料理を披露してるんです。今回は自分で言うのも何ですけど、洒落た下積みメシを紹介してますから(笑)、よかったら参考にしてください。

今回は皆さんの下積みメシやエピソードはもちろん、オズワルドの畠中(悠)くんのコメントにも注目してほしいです。料理に対しても“シッカリとした料理コメント”か“大味なボケ”かっていう、よく分からないラインの二択コメントで、面白かったので! あと、高岡早紀さんにも注目です。死ぬほどキレイでした!