JR東日本仙台支社は16日、新幹線初のリゾート列車「とれいゆ つばさ」の運行終了(2022年3月)まで残すところ約3カ月となったことを受け、「ありがとう とれいゆ つばさ」フィナーレプロジェクトをスタートすると発表した。

  • 2022年3月の運行終了を予定している「とれいゆ つばさ」

このプロジェクトでは、専用ホームページの開設、乗車記念ステッカーの配付、現場第一線で働く社員が考案した旅行商品専用臨時列車の運行などの企画を実施する。専用ホームページは12月22日の開設を予定しており、「とれいゆ つばさ」の運行終了に向けたさまざまな企画の情報を発信。特別な旅行商品やオリジナル関連商品といった「とれいゆ つばさ」に関する情報を随時掲載していく。

乗車記念ステッカーはオリジナルデザインで全6種類(通常5種・シークレット1種)を用意し、何がもらえるかは当日のお楽しみとのこと。12月18日から配付を開始し、2022年3月6日まで「とれいゆ つばさ1・2号」運転日に配付される。15号車バーカウンターにて1人1枚、1枚ずつ包装した状態で渡される。

旅行商品は、新庄~山形間各駅から福島駅までの乗車区間において、乗車券・指定席・特急券に飲み物セットが付いた「緊急設定 とれいゆつばさ2号で行く 飲みものセットのみ現地発着プラン」と、仙台駅を「快速湯けむり号」で出発し、新庄駅到着後は約2時間の自由散策となり、その後は新庄駅から福島駅まで「とれいゆ つばさ」に乗車する「大人気企画 一度は乗りたい! のってたのしい列車『快速湯けむり号』『とれいゆ つばさ』(日帰り)」を設定。「とれいゆ つばさ」の魅力と山形新幹線沿線のグルメ・地酒を堪能できる旅行商品専用臨時列車の運行等も予定されている。

「ありがとう とれいゆ つばさ」に関する各種宣伝、駅装飾、オリジナル関連商品の作成などに共通のシンボルマークを用いるほか、「とれいゆ つばさ」の魅力や特色を感じられるオリジナルの関連商品を山形新幹線沿線各駅の「NewDays」各店舗にて、2022年1月下旬頃から販売する。