• 左からDYNAZENON、雨宮哲監督、GRIDMAN

最新プロモーション映像の公開とともに『GRIDMAN×DYNAZENON』完全新作劇場版(仮称)の制作決定が発表された。ステージにはテレビアニメ『SSSS.GRIDMAN』(2018年)、『SSSS.DYNAZENON』(2021年)から引き続き監督を務める雨宮哲氏が登場。特撮ヒーロー作品『電光超人グリッドマン』(1993年)から発展して、新感覚のアニメ作品として人気を博した両作品の劇場版を作ることができる喜びを「ファンの声援ありき、のシリーズだと思っています」と表現。ファンに支えられての続編~映画への道のりができたことに改めて感謝の意を示した。

映画では、『SSSS.GRIDMAN』、『SSSS.DYNAZENON』両スタッフの再結集が叶ったと笑顔を見せた雨宮監督は「基本は同じスタッフで一緒にやれるので、ファンのみなさんの期待に応えられるような映画になります」と、テレビシリーズの作風を愛するファンに向けて意欲あふれるコメントを発した。

ステージに現れたGRIDMAN とDYNAZENONとの力強いスリーショットを披露した雨宮監督は、最後に「映画を応援していただくときのコツをお知らせしたいと思います。劇場公開しましたら、初日あるいは最初の土日にご覧ください。これが一番の応援になります!」と、今後の発展につなげていくため効果的な「応援」の方法を伝え、よい作品を作り上げるべくファイトを燃やした。

「KAIJU DECODE 怪獣デコード」プロジェクト

『KAIJU DECODE 怪獣デコード』とは、円谷プロダクションと東映アニメーションによるオリジナル映像作品企画である。東映アニメーションの野口光一プロデューサーと、円谷プロ隠田雅浩プロデューサーは『帰ってきたウルトラマン』(1971年)で使用された怪獣攻撃隊MATの勇ましい戦闘テーマ(ワンダバコーラス)に乗りながらステージに現れ、本企画の概要説明と映像の紹介を行った。

野口氏はVR ヘッドマウントディスプレイのオキュラスを装着して登場。『KAIJU DECODE』はVRアニメーションと、短編CGアニメーションが製作されている。まず世界各国の映画祭に出品してどのような反響があるかを探る戦略がとられ、その結果、9つの映画祭にセレクトされ、4つの賞を獲得したという。野口氏は「本編は8分のショートフィルム。難しいSFを狙って作ったのですが、海外で受けたことが嬉しい」と、作品内容を海外の映画祭で高く評価されたことに喜びを示した。

日本初公開となる新ビジュアルには、2019年に発表された「怪獣使いの少女ミル」に続く第2のキャラクター「怪獣ウーク」の姿があった。穏田氏が琉球(沖縄)の言葉から名付けたというウークは、少女と心を通わせる怪獣とのこと。穏田氏は「『KAIJU DECODE』に出てくる怪獣は円谷プロにとっても新たな存在。デジタルと自然が融合し、生み出される怪獣たちの活躍にご期待ください」と、新企画への興味をあおってコメントした。