お笑いタレントの小堺一機が、9日・16日放送のテレビ朝日系ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』に、2週にわたり出演する。きょう9日放送の第9話は、6分拡大(21:00~22:00)で放送される。

  • 小堺一機=テレビ朝日提供

フリーランスの天才外科医・大門未知子(米倉涼子)の前に立ちはだかり、「100%の医療を実現する」という野望を追い求めてきた今シリーズ最強の敵・蜂須賀隆太郎(野村萬斎)。先週放送された第8話のラストでは、蜂須賀から鮨屋に誘われた未知子がまさかの「御意」返し。犬猿の仲だった2人が距離を縮める様子が描かれた。第9話では未知子と蜂須賀が鮨屋へ行くシーンから、怒涛の最終章がスタート。鮨屋「十兵衛」の大将を『ドクターX』初参戦となる小堺が演じる。大将は蜂須賀とは何十年も前からの付き合いで、蜂須賀の隠れた一面をよく知る人物。2人の関係にも影響を与えるなど「大きなカギを握る存在」となる。

また第9話のエンドタイトルでは、主題歌「阿修羅ちゃん」を担当するAdoとのスペシャルコラボが実現。今夜はAdoのアーティスト写真などを手掛けるイメージディレクター・ORIHARA氏が描き下ろした「大門未知子×Adoのコラボビジュアル」や、イラストレーター・寺田てら氏が手掛けた「阿修羅ちゃん」のMVイラストが次々と登場し、第7シリーズのハイライトも。これまで出演した岡田将生、冨永愛、夏川結衣、凰稀かなめ、松下奈緒、田中圭、瀬戸朝香、高畑淳子らの映像も放出する。

第9話で蜂須賀は、念願の「感染研究センター」完成を目前に控え、もう1つの野望も達成しようと立ち上がる。院長代理・蛭間重勝(西田敏行)から権力を奪うべく、新たな組織改革を強行。その矢先、蛭間の妻・華子(藤真利子)が手術適応外となる重度のがんを患っていることが判明する。「私なら切れる」と断言する未知子に対し、これまで内科主導のケミカルサージェリーを推し進めてきた蜂須賀がなぜか外科手術の許可を出す。そんな中東帝大学病院内で、世界に激震が走る一大事が発生してしまう。

■小堺一機(鮨屋の大将 役)

ゲスト出演のお話をいただいたときはビックリしました! だって、ずっと見ていた『ドクターX』ですからね! しかも、患者役かと思ったら、お鮨屋さんの大将役だというじゃないですか。僕の父も以前、鮨屋をやっていたので「奇遇だなぁ!」と、うれしく思いました。あと、医療とは離れた役どころだったおかげで、プレッシャーや緊張も少し和らいで、いい具合にリラックスして撮影に参加できました。

米倉涼子さん、野村萬斎さんとドラマでご一緒するのは今回が初めてです。撮影のときはお二人を目の前にして、思わずミーハーになっちゃいました(笑)。米倉さんはサバサバしていて、ホントに大門未知子さんみたい! 面白い方でもあるので、撮影合間の会話も含めて楽しかったです。

萬斎さんとは……実を言うと、今回の役柄設定と少しリンクする接点があるんです。というのも、萬斎さんはお子さんがまだ小さかった頃、父の鮨屋によく来てくれていたんですよ。そのことを覚えてくださっていて、現場でも「お鮨屋さんはまだやってらっしゃるんですか?」と話しかけてくださって! 会話も盛り上がりましたし、お芝居もとてもやりやすかったです。

『ドクターX』は毎回、いろんな病気について勉強になる上に、楽しくてスカッとするドラマ。そんなドラマに2週連続で出演させていただき、うれしかったです。もし次のシリーズもあるなら、チラッと1回だけでいいので(笑)、また出演させてください。