俳優の草なぎ剛が7日、都内で行われた「CAMPFIREクラウドファンディングアワード2021」グランプリ発表会に出席。今年を振り返るとともに、来年への意気込みを語った。

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同アワードは、国内最大のクラウドファンディング「CAMPFIRE」の数多くのプロジェクトの中からその歳の特に優れた挑戦を称えるもの。2017年にスタートし、今年で5年目を迎えた。今回、実施された約1万5,000件のプロジェクトのうち、100件を選出。ツイッターを通じて印象に残ったプロジェクトに対して一般投票を募り、グランプリをはじめ各賞が決定した。

発表会には、CAMPFIREアンバサダーの草なぎ剛、東京2020パラリンピック金メダリストの佐藤友祈選手がゲスト出演。草なぎは「新しいチャレンジは自分の人生にとってとても大きなことなので、クラウドファンディングを活用して自分の殻を破って挑戦するっていうのは、人生の楽しみでもあるんじゃないかなと思います。個人の力は無限大の可能性を秘めていると思うので、僕自身も何か力になれたらなと思っています」と語った。

もし自分がクラウドファンディングするなら? と聞かれると、「愛犬のクルミちゃんと子供のレオンくんがいるんですけど、冬は散歩していると寒いので、わんちゃんの洋服を作ってみたい。なかなか気に入ったものがないので。僕デニム好きなので、デニムの生地を使ってわんちゃんの服とかいいかなと思っています」と回答。「ヴィンテージデニムで作りたい。でももったいないから僕がはきたい。でも作ってみたいですね。誰か支援していただけませんかね」とイメージを膨らませた。

また、2021年を「コロナ禍で行きたいところにも行けなかったり、会いたい人にも会えなかったり、自分自身もいろいろ変化があった年でしたが、その中で自分の仕事を進められた。僕は運がよく大河ドラマだったり放送ができているので、一つ一つ仕事ができることを噛みしめてここまで来れている自分がとても幸せだなと思う一年でした」と振り返り、「自分1人ではできないことがほとんどですし、こういう時期だからより助け合っていかないといけないなと思ったり、自分ができることは何だろうなと考えたり、自分と向き合う時間が多かったなと思います」と語った。

そして、来年について「いろいろ挑戦していきたい。失敗も怖いので、そのときに助け合っていける社会にしていきたいなと。自分の力だけではなくて、助け合って新しいものを生み出していけるような年にしていきたい。決まっている仕事もある。また舞台やドラマだとか、新しい役もたくさん演じていきたいので、失敗を恐れずにどんどん新しい自分の表現を見つけていきたい」と力を込め、「失敗したときは誰か助けてちょーだい(笑)」とお茶目に呼びかけた。