俳優の小栗旬が北条義時役で主演を務める2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の公式サイトが1日にオープン。メインビジュアルがお披露目された。

  • 『鎌倉殿の13人』メインビジュアルお披露目 

三谷幸喜氏が脚本を手掛ける本作は、源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男、二代執権・北条義時の物語。華やかな源平合戦、その後の鎌倉幕府誕生を背景に、権力の座を巡る男たち女たちの駆け引きを描く。

メインビジュアルの撮影を担当したのはレスリー・キー氏は、「シンガポールで生活をしていた中学生の私は、連続テレビ小説『おしん』や大河ドラマ『いのち』がきっかけで日本のドラマ、日本人のわびさびや春夏秋冬の美しさに興味を持ち、それらがまるで音楽のように私の記憶に刻まれました」と日本のドラマへの思いを告白。

「20歳で日本にやってきて30年間、ようやく地元に自慢できることができました。それが念願の連続テレビ小説『半分、青い。』のポスターでした。そして今回、大変な時代の中で、運命的に大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のポスターを撮影させていただき、さらに夢が叶いました。一人の日本の朝ドラと大河のファンとして、どこにいても心から朝ドラや大河ドラマという財産がずっとずっと輝きますように私も応援していきたいと思います」と喜びを語った。

アートディレクターの吉良進太郎氏は「13人の御家人の頂点に立つ北条義時。さまざまな目論見をもつものたちを覆し、鮮やかに君臨するさまをポスターにしています。伝統の色彩を使いつつも、今までにない現代的なインパクト、インクルーシブなグラフィックを目指しました。義時の物語での華麗な姿を楽しみにしています!」と解説した。

(C)NHK