俳優の木村拓哉が、14日にGYAO!で配信されたバラエティ番組『木村さ~~ん!』(毎週日曜12:00配信)の#172で、京都東映撮影所を案内した。

  • 『木村さ~~ん!』に出演した木村拓哉(右) (C)Johnny&Associates

2018年8月よりスタートした同番組は、木村がパーソナリティーを務めるTOKYO FM『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』(毎週日曜11:30~)と連動したバラエティー番組。リスナーやスタッフからのリクエストに、木村が全力で応えていく。

今回は、木村が京都東映撮影所内にある俳優会館を案内するとともに、自身にゆかりのあるスタッフも紹介する内容。木村は、楽屋を訪れたスタッフに「京都まで来てくれたのは、すっごいありがたいけど、『木村さ~~ん!』でコンコン(ノック)していい場所じゃない」と話し、自身の楽屋の周りには大御所俳優がいることを伝える。さらに、“主役しか使えない階段”があることを明かし、木村は主役であるにもかかわらず衣裳部屋から近い階段を使っているそうで、現地スタッフから「そんな人ようおらんわ」と驚かれたという。

続いて、高倉健さんが運動器具を揃えたというスポーツジムに向かうと、「やばい人がいる」と様々な作品で木村の所作指導を務めた俳優・峰蘭太郎の姿が。木村の印象について峰は、「大スターのイメージを勝手に持っていましたが、実際に接してみるとラフで(良い意味で)普通で。そういう風に接して頂けるのが逆にすごいなと思います。所作練習の時、うまく表現できませんが、“高級なスポンジ”みたいで、吸い込まれていくような体現力がすごい」と絶賛する。

そしてジムを後にした木村は、紹介したい人がいるといい、美術セットが多数置かれる場所へ。そこにいたのは、美術スタッフの極並浩史氏。同撮影所で長年の付き合いがあるという極並氏が、スペシャルドラマ『宮本武蔵』で木村が使用していた刀を取り出すと、木村は当時のエピソードと共に、極並氏に言われて忘れられない一言を披露した。

その後、極並氏から教えてもらって愛用しているという柚子胡椒を手に食堂へと移動し、慣れた様子で食券を購入。「いつもの」と注文したのは、撮影で食堂に通っていた当時、トッピングをわかめではなく油揚げ2枚へ変更するよう頼み続けた結果、今では油揚げ2枚トッピングで出してくれるようになった“木村スペシャル”の肉そばだ。

次回配信では、1日オフの木村が、時間があったら行ってみたい場所へ向かう。