歌手で俳優の木村拓哉が、2022年1月19日にリリースする2ndアルバム『Next Destination』の参加アーティストが22日、一挙発表された。

  • 木村拓哉2ndアルバム『Next Destination』初回限定盤A

山下達郎、真島昌利コンビから2曲の楽曲が提供されることがすでに発表されていたが、さらに山下からはもう1曲「Good Luck, Good Time」が楽曲提供されることになった。また、前作アルバムリリース時、タブロイド紙で木村に関するインタビューを行った糸井重里氏が「夜は朝に追われて」で参加。コロナ禍収束を願う楽曲として仕上がった。

そして、これまでさまざまな番組で木村ファンを公言しているCreepy Nutsからは、まるで木村自身のドラマ史となるような個性豊かな「Yes, I’m」、TBS系ドラマ『グランメゾン東京』で共演した鈴木京香(作家名:音葉)からは、女性ならではの感性で爽やかな朝の浜辺を連想するような「beautiful morning」が作詞提供された。さらに、平井大が「Beautiful Things」、Kj(Dragon Ash)が「OFF THE RIP」、MAN WITH A MISSIONが「I’ll be there」を提供する。

また、商品形態に関しても詳細が発表された。初回限定盤AはA4サイズの豪華ブックレット仕様で、ブックレット用に撮り下ろされた写真がふんだんに使用されている。また装丁も、ハードカバー+本文58ページと作り込んだ内容になる予定。さらに初回限定盤BはMusic Video2曲(MOJO DRIVE ・I’ll be there)とさらにその2曲のメイキング映像を収めたDVD付き豪華デジパック仕様となっている。

さらに、初回限定盤A・B同時購入者特典として、商品のブックレットには収録されていないオリジナル写真で構成された「2022年卓上カレンダー」をプレゼント。こちらは先着特典となっている。

また本日、「MOJO DRIVE」のMusic Videoを公開。そして期間限定で、オフィシャルTwitterアカウントも開設された。

■木村拓哉コメント
「新しいアルバムを作るなら曲を作るよ」、「俺、詞、書くわ」
アーティストの方々との普段の会話の中で、そういった言葉を投げかけていただくことが度々あります。今回、セカンドアルバムを制作するにあたり、その言葉を現実化していただいたり、こちらからのお願いに快く応えていただいたりして、素晴らしい作品が集まりました。有言実行な皆さんには感謝しかないし、自分は本当に恵まれていると実感しています。
山下達郎さんは、ご自身作曲の「MOJO DRIVE」のレコーディングのディレクションもしてくださいました。作詞していただいた真島昌利さんとのコーラス収録の際、スタジオに顔を出したら「だったら一緒にやるでしょ?」と誘われて歌ったのは、自分にとっては冗談としか思えないような楽しい経験でした。
以前から、その音楽性に魅了されていたMAN WITH A MISSIONには、「ダメ元で聞いてみよう」と打診してみたら、快諾してくださいました。また平井大さんには、ほっこりとあたたかな気持ちになるような楽曲を提供していただきました。Creepy Nutsさん、糸井重里さん、鈴木京香さん、Kjさん……。「あの人の中の自分はこんなイメージがあるんだ」という嬉しい驚きもありました。糸井さんとは事前に「最近どうよ?」といったところから3時間ほど雑談しましたが、その内容を反映し、“こんな状況だけど、踏ん張っていこう”というメッセージを込めていただいています。
自分自身が今、伝えたい気持ちをアーティストの方々の視点をお借りした楽曲という形で表現し、ひとつのアルバムとしてお届けできることは、僕にとって大きな喜びです。ぜひ受け取っていただけたらと思っています。

■糸井重里コメント
人と人とがひっそりとしか会えない暗い時期に、歌詞のことを打ち合わせした。若いときから木村くんには「群れを率いるコヨーテ」みたいなイメージがあったので、そのまま夜の荒野を舞台にして歌ってもらおうと考えた。すっかり照明を落としたコンサート会場で、この歌が聴いてみたい。吠え声で、客席のすべての人たちに勇気を湧き起こさせる、その場面に立ち会ってみたい。

■Creepy Nutsコメント
R-指定:HIPHOPにはflexやボースティングという自分の成して来た事を自慢する表現方法があるんです。いわゆるカマしですね……
時代を変え流行を作り数々の社会現象を起こして来た"キムタク"以上にflex出来る人間って日本になかなか居ないと思うんですよ。
木村さんのドラマ史に絡めて、これ言って欲しいを詰め込んだファンアートみたいな曲になりました! 難しいフローもなんなく乗りこなし、なおかつ声の華も半端ない……あの日から変わらぬ俺のHEROがそこには居ました。

DJ松永:木村さんは本物のスターですね。そんなことは分かりきっているのに、録音された歌声聴いた時、今一度そう思わざるをえませんでした。なんなんだろう、この華は、煌びやかさは、色気は、熱さは、誠実さは、勇敢さは。どこへもやりようもないくらい気持ちが高揚して、自分の作業部屋で一人大きな声をあげました。それと共に、木村さんの前ではどんな理屈もひっくり返ってしまうという事実を前に、絶望感のようなものも感じました。しかも恐ろしいことに、今は耳で歌声を聴いただけです。生身の肉体で歌い上げる木村さんの様をこの目で見てしまったら、俺はどうなってしまうんだろう。その先を知っているのが、きっとファンの皆さんなのでしょうね。

■鈴木京香コメント
撮影でご一緒する時、目的地へと力強く引っ張っていってくださるキャプテン木村さん。
新たな大地を目指す私たちの帆が、優しい風で膨らんでいくようなイメージを持って書きました。

■平井 大コメント
海を心から愛し、大切な人やモノを守り抜いてきた木村さんの生き様を尊敬する一人として曲を作りました。
“格好良い”を考えたとき、それは何事も包み隠さず生きるその姿にあると思います。
弱さや失う恐怖までをも、美しく愛おしいThingsとして昇華された一曲を木村さんに歌っていただけたら “格好良い”だろうと兼ねてより思っていたので、今回実現できたことをとても嬉しく感じています。
男の一番柔らかく優しい部分が音として表現出来た、真の“格好良い”一曲になりました。

■Kjコメント
おい12歳の俺よ
今青山劇場で観てるミュージカル聖闘士星矢の海皇ポセイドンに30年後に曲書けるぞおおおお
何ぞこの世界線

■Kamikaze Boy(MAN WITH A MISSION)コメント
木村拓哉様カラオ話ヲ頂イタ時ハ、本当ニ嬉シカッタノト同時ニ、頑張ッテ期待ニ応エラレル様ナ楽曲ヲ作ラナキャト身震イヲシタノヲ良ク覚エテイマス。コノ「I’ll be there」トイウ楽曲ニ、木村拓哉様ガ力強イ声ニヨッテ命ヲ吹キ込ンデ下サイマシタ。ジャン・ケン・ジョニーモコーラスデ参加サセテ頂イテイマス。ドウカスーパースタート狼トイウ異色ノコラボレーションヲオ楽シミ頂ケマスト大変嬉シイデス!