日産自動車はこのほど、コンパクトSUV「キックス」の特別仕様車「キックス コロンビアエディション」を発売した。なお、同モデルは500台の限定発売となる。

  • 特別仕様車「キックス コロンビアエディション」 ※画像は、ディーラーオプションのブラックグリルフィニッシャー、ドアサイドモールディング、エスティーロアルミホイール(5本ツインスポーク、ガングレーメタリック)を装着。「キックス コロンビアエディション」オリジナルアイテムではない

「キックス」は昨年の発売以来、「e-POWER」ならではの力強い加速や高い静粛性、アクティブで先進的なエクステリア、そして、コンパクトボディでありながら広い室内空間を実現したモデルとして好評を得ている。

今回の「キックス コロンビアエディション」は、総合アウトドアメーカーのコロンビアスポーツウェアジャパンと日産が共同企画した、アウトドアに最適なアイテムを装備した特別仕様車となる。

  • コロンビアスポーツウェアジャパンと日産が共同企画した、アウトドアに最適なアイテムを装備した特別仕様車

同企画は、本年3月と6月に両社が実施したキャンペーン「FITTING EARTH」を通してアウトドアライフを後押ししてきたことをきっかけに、アウトドアに最適な特別仕様車を作るという両社の想いが合致し、商品化に至ったという。

  • 上・ダークブルー、下・チタニウムカーキ

Xグレードのチタニウムカーキとダークブルーの2色のボディカラーをベースに、フロントアンダープロテクターやリヤアンダープロテクター、サイドシルプロテクターをブラックに加飾した「ブラックスタイルパッケージ」と、「キックス コロンビアエディション」オリジナルのアイテムを装備した。

  • 上・コロンビアのコーポレートカラーであるブルーのグリルステッカー、中/下・コロンビアのロゴステッカーと、コロンビア誕生の地であるオレゴン州最高峰のフッド山をあしらったグラフィックステッカー

エクステリアには、コロンビアのコーポレートカラーであるブルーのグリルステッカーを、サイドとリヤには、コロンビアのロゴステッカー、そして、コロンビア誕生の地であるオレゴン州最高峰のフッド山をあしらったグラフィックステッカーをサイドに配し、長い歴史があり、信頼性の高いアウトドアブランドであるコロンビアの世界観を表現している。

  • アクティブなシーンで活躍するラゲッジシートやシートバックポケット、フロントシートエプロンを装備

インテリアには、耐水性に優れたCORDURA fabric(305デニール)を使用し、生地に防水加工を施したアウトドアに最適な、アクティブなシーンで活躍するラゲッジシートや、シートバックポケット(運転席・助手席)、フロントシートエプロン(運転席・助手席)を装備している。

  • 上・トランクイメージ、中・シートバックポケットイメージ、下・シートイメージ

ラゲッジシートはラゲッジフロアの保護に加え、シート背面のポケットに小物も収納可能。シートバックポケットには、コロンビアの代表的なプロダクト「マルチポケットフィッシングベスト」からインスパイアされた使いやすい大小のポケットや、ドリンクホルダーやティッシュホルダー、ウェビングベルトを備えている。脱着も簡単なフロントシートエプロンには防水加工が施された生地を採用しているため、汚れたまま車内に乗り込んでも安心な仕様となる。

  • 上から、フロントアンダープロテクター、サイドシルプロテクター、リヤアンダープロテクター、サイドタープ

また、エクセレント(ブラック)のフロアカーペットや、熱を放射することで車内の温度上昇を抑制するRadi-Cool社製の放射冷却技術を採用したサンシェードも装備している。

全国希望小売価格は297万円(Xグレード車両価格275.99万円+コロンビアパッケージ21.01万円。取付費込)。なお、パッケージの別売りは行わない。