歌手の星野源と、アイドルグループ・SixTONESのジェシーが、きょう25日放送のテレビ朝日系バラエティ番組『激レアさんを連れてきた。』(23:15~※一部地域を除く)に出演。放送に先立ち、2人がコメントを寄せた。

  • 左から弘中綾香、若林正恭、星野源、ジェシー=テレビ朝日提供

“激レア”な体験をした人をスタジオに集め、研究員の若林正恭(オードリ-)と、研究助手の弘中綾香(テレビ朝日アナウンサー)がその体験談を紐解いていく同番組。約2年ぶり登場の星野、初登場のジェシーをゲストに迎え、「DJがやりたいのに実家の農業を継がざるをえず田舎の集落でガッツリお米を育てながら世界一のDJになっちゃった人」を紹介する。

普段から同番組を見ているという星野は、今年の9月『星野源のオールナイトニッポン』に若林が出演した際も番組の魅力を熱く語ったばかり。同様に番組のファンだというジェシーもハイテンションに番組を盛り上げる。

今回激レアさんとして登場するコマガタさんは、農家としても大きな成果を残しながら“DJ CO-MA”としてDJの世界的大会で優勝した人物。250年続く農家の長男で何とか家業を継ぐことを回避しようとした学生時代のことや、DJ界で頂点を極めるまでの日々を紹介する。さらに“ある意外な関係”であるDJ松永(Creepy Nuts)がVTR主演し、2人の関係を語る。

収録を終え、星野は「今回、番組の中で紹介する激レアさんは1人。紹介される方も気合いが入っていると思いますし、確かに見応えのある内容でした」と語り、ジェシーも「目標を達成するのは簡単なことではないですけど、DJ CO-MAさんの生き方から学べることがたくさんあると思います。やっぱり激レアさんはおもしろい!」と満足げな表情。

そんな2人にこれまでの放送で印象に残る回を聞くと、星野は持参したメモから「草野球で名人になったキャバ嬢」や「漫画を全巻そろえて発送する人」などを挙げ、中でも「生き別れた父親を探しに出たら初日に発見した人」がお気に入りだと明かす。ジェシーは、相田みつをの息子さんを紹介した「そのイメージとは裏腹に超自己中な父・相田みつをに振り回されて育った息子」の回を挙げ、親子の関係についていろいろなことを考えさせられた、と振り返った。

■星野源 コメント

若林さんも収録でおっしゃっていた通り、今日はとても感動しました。農業とDJ、両方どちらも諦めなかった方が登場して、いろいろな出来事が起こりながら、最終的にその両方を極めたことを知れました。そういう方が僕と同世代であること。すごくシャイですごく丁寧な方だったこと。とっても素敵な人と出会うことができた、という気持ちです。今回、登場する激レアさんは1人なので、紹介される身としても相当気合いが入っているはず。1人でも見応え十分な内容ですし、スタジオもすごく良い雰囲気でしたので、ぜひご覧いただきたいです。

僕は本当に激レアさんのファンなので、いつも見ているのですが、僕自身は全然激レアさんと言える部分はないんです。でも、知り合いには激レアさん候補の人がいますよ。ヘンな人、おもしろい人がいっぱい(笑)。星野源オススメの激レアさんとして、いつか紹介したいですね。

■ジェシー(SixTONES) コメント

今日は「こんな波瀾万丈な人生を送る激レアさんがいるんだ」と思いながら、VTRを見ていました。DJ CO-MAさんの人生にはいろいろなストーリーがあり、その中で諦めず一つのことを突き詰めようとして頑張っていました。目標を達成するのは簡単なことではないですけど、DJ CO-MAさんの生き方から学べることがたくさんあると思います。やっぱり激レアさんはおもしろいですね。つい見入って、コメントが真面目になってしまいました。せっかく番組に呼んでもらえたんだから、もうちょっとボケたかった(笑)!

いつもこの番組を見ていて、最近だと、相田みつをさんの息子さんが印象的でした。お父さんにさんざん振り回されながら、結局美術館を建てていて。親子の絆を感じました。ドランクドラゴンの鈴木拓さんの回も、どんな風にこれまで過ごしてきたのか知ることができて、おもしろかったです。

スタジオで、弘中さんが年表を紹介しているのを実際に見ることができてうれしかったです。僕はずっと空手をやっていて、それがきっかけでジャニーズに入ったようなものです。年表を作ってもらい、一連の流れをストーリー仕立てで紹介してもらったら激レアさんのように見えますかね? でも、番組に登場する激レアさんの域には全然達していないので、これからもいろんな人生経験をして、いつか激レアさん枠で出演できたらいいですね!