フジテレビの動画配信サービス・FODでは、俳優・生田斗真が出演する5作品の一挙配信を22日に開始した。

これは、生田主演の映画『土竜の唄 FINAL』が11月19日から公開されるのを記念して実施するもの。対象作品は『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』シリーズ、『ハチミツとクローバー』、『ヴォイス~命なき者の声~』、『魔女裁判』、『遅咲きのヒマワリ~ボクの人生、リニューアル~』だ。

ドラマ『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』は、2007年7月期に放送されたドラマで、日本中のイケメンが集まる全寮制男子校・桜咲学園にある日、一人の女の子が男を装って編入してくるという学園青春ラブコメディー。08年10月には、スペシャルドラマとして、『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~ 卒業式&7と1/2』を放送、台湾、韓国でもドラマ化された。

『ハチミツとクローバー』(08年1月期)は、美術大学に通う男女5人の恋模様を描いた切なく温かな青春ラブストーリー。青春時代に誰もが経験するであろう恋愛、進路、友情における葛藤を、抜群のセンスと詩情豊かな表現力で描いた。生田は、主演の花本はぐみ(成海璃子)の相手役・竹本祐太を演じた。

『ヴォイス~命なき者の声~』(09年1月期)は、ゲームやマンガなど架空の世界で「死」というものに慣れてしまい、人の命を奪うことに対する恐怖心やためらいがなくなってしまったかのような、陰惨で過激な事件が多発している現在で、「死」というものからメッセージを汲み取り、生きていく意味や命の重みを引きだそうとする医学生たちの奮闘を描いた法医学生のヒューマンドラマ。生田は、同作で月9初出演を果たした。

『魔女裁判』(09年4月期)は、裁判員制度をテーマとして、社会的なことにほとんど関心のないフリーターである一人の若者が、裁判員に選ばれたことをきっかけに稀有な事件に次々と巻き込まれていくクライムサスペンスドラマ。生田は、裁判員に選ばれたことで事件に巻き込まれていく若者・吉岡徹を演じ、フジテレビ系連続ドラマ初主演を務めた。

そして、『遅咲きのヒマワリ~ボクの人生、リニューアル~』(12年10月期)は、最後の清流と呼ばれる、高知県・四万十川を舞台に将来への漠然とした夢と不安を持ちながらも、変わらない平凡な毎日をもがきながら暮らす男女7人の若者たちの姿を描いたヒューマンドラマ。生田は主人公の小平丈太郎を演じた。

  • 『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』(C)中条比紗也・白泉社/共同テレビジョン/フジテレビジョン

  • 『ハチミツとクローバー』 (C)羽海野チカ/集英社/フジテレビジョン

  • 『ヴォイス~命なき者の声~』(C)フジテレビ

  • 『魔女裁判』(C)フジテレビ

  • 『遅咲きのヒマワリ~ボクの人生、リニューアル~』(C)フジテレビ

  • 『土竜の唄 FINAL』(C)2021「土竜の唄」製作委員会 (C)高橋のぼる・小学館