東洋の島国でありながら、欧米諸国の文化の影響も色濃く受けている国、日本。食卓に並ぶ和洋折衷な料理はまさにその象徴ですが、もっと端的にその特徴を表すものが身近にありました。

ツイッターユーザー「もい(@imooxooi)」さんが投稿した写真をご覧ください。

心の底から日本のカレンダーって感じする
(@imooxooiより引用)

  • (@imooxooiより引用)

そこに映っていたのは、「仏滅」と「ハロウィーン」が併記されたカレンダーの一コマ。このバックボーンの異なるカルチャーがごちゃ混ぜになった表記は「実に日本らしい」と大いに話題になりました。

現在、ツイートは1.9万件のリツイート、8.8万件のいいねを獲得(10月20日時点)。さまざまなコメントも届いています。

「八百万の神を信じる日本ならではですね^^* この柔軟な感じすごい好き! 」

「改めて見ると、ホントに日本って感じですねw 」

「実に現代日本らしいアイデンティティーなきカオス(笑)」

「今時のカレンダーってハロウィンとか書いてあるんですね~! 」

「なるほど、今年は仏滅か、じゃ出かけるのはやめとくか、ってなるんだろうか(笑)? 」

「仏滅のハロウィン…縁起が悪いんだかなんだか…」

「今年は10/31衆議院選挙投票日もプラスね」

「世界一多様性のある国だと思います」

ツイ主のもいさんに聞いてみた

何より、このカレンダーのユニークさに気付いた着眼点がお見事! そこで今回は、もいさんご本人に改めてこの件について感想をお聞きしました。

ーーカレンダーを見たときの感想を改めて教えてください。

ケルトの祝祭と六曜という、文化的にバラバラ文脈なものが同じカレンダー内に同居してるのは、色々な意味でとても日本っぽいなぁと思いました。

ーーちなみに、もいさんはハローウィンで何かをするご予定はありますか?

こういった情勢でなかったらひょっとすると友人と遊んだりしたかもしれませんが、今年はうちにこもってお菓子でも食べながら『ハロウィンと夜の物語』(※ハロウィンを題材にした音楽CD)などを聴こうと思います。お菓子は、強いていうならカボチャ菓子を食べたいです。

ーー今回のツイートが大きな反響を生んでいますが、率直なご感想などはございますか?

正直言って適当にツイートしたので、ここまで拡散されると思ってませんでした。喜んでもらえて(?)何よりです。


仏滅とハロウィーンが重なった今年の10月31日。この複雑な1日をどんなテンションで迎えようか、今からちょっと楽しみですね♪