阪神電気鉄道は18日、大阪梅田駅にて2015年3月から実施している改良工事の進捗にともない、現在の1番線降車ホームの北側で構築していた新1番線を10月30日始発から供用開始すると発表した。

  • 大阪梅田駅 新1番線ホーム完成イメージ

新1番線の供用開始に合わせ、ホームからの転落事故等の防止策として国・大阪府・大阪市の補助を得て整備している可動式ホーム柵も新1番線ホームにて供用開始する。なお、現在の1番線は既存躯体の改築や可動式ホーム柵の整備などを行うため、一時的に閉鎖する。

大阪梅田駅の改良工事は2024年春頃の完成に向けて進めていくとのこと。改良工事完了後は、ホームが拡幅され、すべてのホームに可動式ホーム柵が整備されるほか、ホームの神戸三宮方にエレベーター・エスカレーターも設置予定。より快適で、安心して利用できる駅をめざすとしている。