テレビ朝日系バラエティ番組『あざとくて何が悪いの?』のスピンオフ特番『スポーツ選手だってあざとくて何が悪いの?』が12日(23:15~)に放送されることが分かった。

  • 左から山里亮太、内田篤人、潮田玲子、知念侑李、田中みな実、弘中綾香=テレビ朝日

今回の番組ではスポーツ選手が勝つための戦略・超綿密な技術を“あざとい”と定義し、スポーツ選手たちが勝負に勝つために実践しているテクニックをフィーチャー。ゲストとして、元サッカー選手の内田篤人、元バドミントン選手の潮田玲子、21日からテレビ朝日系で独占放送する『ジャパネットpresents世界体操』『世界新体操』でプレゼンターを務める知念侑李(Hey! Say! JUMP)という『あざとくて』初参戦の3人が集結する。

番組では、フェンシング、新体操、バドミントン、フィギュアスケート、卓球、野球など、さまざまな競技で活躍する一流アスリートたちの華麗な必勝処世術を紹介するほか、レギュラーMC・田中みな実&弘中綾香と山里亮太の攻防戦も。ゲストの3人は「弘中さんはモテる要素をいっぱいお持ちですし、田中さんに至ってはもう、“先生”みたいな存在!」(内田)、「田中さんのあざとさに対して、山里さんの『オレは絶対に騙されないぞ!』というスタンスが絶妙で、すごくいいコンビネーション」(潮田)、「弘中さんが結構攻めたことを言っても、山里さんや田中さんの上手いフォローで面白い会話が成り立っている!」(知念)と、あざとくてワールドをたっぷり堪能した様子。

そして潮田に「うっちーはナチュラルにあざといんですよ(笑)」と言われた内田は「『あざとくて』の通常回にも出たい」と熱望。一方「自分はあざといことを意識してやることができないタイプ」だという知念は告知で噛んでしまい、咄嗟に“あざといリアクション”でカバー。潮田から「かわいかったですね」と絶賛されることに。知念は「顔がめちゃくちゃ熱くなりました……。あれを普通にできる伊野尾(慧)はやっぱりすごいんだなって思いましたね(笑)」と、メンバーの名前を挙げながら照れた。

内田、潮田、知念のコメントは以下の通り。

■内田篤人

実は、この番組への出演が決まったとき「結婚もしてるのに大丈夫かな?」と、ちょっとドキドキしたんです(笑)。でも、今回は恋愛ではなく、スポーツの話で安心しました(笑)。プロスポーツは大前提として実力が全ての世界ですが、今回は審判やチームメイト、対戦相手との駆け引きをあざとさと捉えて紹介する点が面白いと思いました。僕自身も現役時代に色々と駆け引きをしていましたが、今回はほかの競技でもアスリートが勝つために最善を尽くしていることを知れて、とても新鮮でした。あと、この番組の内容が田中さんと弘中さんに合っていて、その上二人ともがかわいらしすぎて、「キャスティング、すごいな!」と感心しました(笑)。弘中さんはモテる要素をいっぱいお持ちですし、田中さんに至ってはもう、“先生”みたいな存在ですよね! ちなみに、潮田(玲子)さんはどちらかというと男っぽい。アスリートの気持ちも分かる方なので、自分寄りの人間という感覚があり、接しやすいです。

あざといという言葉だけ聞くと、悪いイメージを持たれる方もいらっしゃるかと思いますが、今回は「アスリートたちは勝つために、いろいろ工夫しているんだな」と好意的に見ていただけると、さらに面白さを感じていただけると思います。今月放送される『世界体操・世界新体操 北九州2021』も駆け引きの部分にも注目しながら見ると、楽しいんじゃないでしょうか。僕もぜひそうしたいと思います。

■潮田玲子

アスリートがどれだけ神経を張り巡らせながら緻密に考えて行動し、すべての瞬間に全身全霊をかけているか――今回の番組を通して皆さんに面白く伝わったら、うれしいです。ただ休んでいるように見えて、そこにもメンタルの駆け引きがあったりしますし、そういう部分も楽しみながら観戦すると、スポーツがより面白くなるはず。こういった切り口の番組は少ないので、ぜひご覧いだたきたいです。

収録は、MCのお三方のチームワークがめちゃくちゃよくて、面白かったです。田中さんのあざとさに対して、山里さんの「オレは絶対に騙されないぞ!」というスタンスが絶妙で、すごくいいコンビネーションだなと感じました。うっちー(が放った「『あざとくて』の通常回にも出たい」というコメントも、上手であざとかったですね! うっちーはナチュラルにあざといんですよ(笑)。今回も「ああやってみんなの心をグッとつかむんだな」と尊敬しました。逆に意外だったのは知念さん。アイドルの方は「あざとくてナンボ」で、例えばファンを喜ばせるためにウィンクをするなど、素人の私たちには到底できないことを普通にできる職業というイメージがあったんです。でも今回、知念さんが「すごく恥ずかしくて、あざといことできないんです」とおっしゃっていて……! そういうナチュラルでかわいい性格が人気の秘訣なのかな、と。新しい発見もあって、本当に楽しかったです。

■知念侑李(Hey! Say! JUMP)

『あざとくて』には以前、メンバーの伊野尾(慧)もゲスト出演したんですけど、自分はあざといことを意識してやることができないタイプなので、正直苦手だなぁと思っていたんですよ(笑)。なのに、まさかこういう形で呼ばれるとは! 最後に『世界体操・世界新体操 北九州2021』の告知をしようとして噛んでしまったときについ取ってしまったリアクションが“あざとい”と言われたんですけど、その後も顔がめちゃくちゃ熱くなりました……。あれを普通にできる伊野尾はやっぱりスゴいんだなって思いましたね(笑)。

弘中さんは結構攻めたことを言うんですけど、ご自身のキャラクターと山里さんや田中さんの上手いフォローで面白い会話が成り立っていることが分かって、興味深かったです。内田さんと潮田さんも番組の方が喜ぶようなコメントをされていて、上手いなぁって感動しました。

今回はアスリートの皆さんが戦略として使っているあざとさを知ることができて、すごく面白かったです。「こういう駆け引きが実際にあるんだな!」と驚きましたし、そういうことを知ることでスポーツをより楽しく観戦できるんだな、という新発見がありました。体操に関しても、多くの皆さんはただただすごい技だなって思いながら眺めることが多いかもしれませんけど、今回の番組を見ていただけたら、体操の見方も少し変わって、もっともっと楽しんでいただけると思います。