JR西日本は1日、山陽本線厚狭~下関間が2021年5月27日に開業120周年を迎えたことを記念し、EF65形1124号機が「SLやまぐち号」に使用される35系客車を牽引する記念列車を10月17日に運行すると発表した。下関駅などで開業120周年イベントも開催される。

  • 35系客車を牽引するEF65形1124号機(2017年8月の試乗会にて撮影)

記念列車は10月17日、下関駅10時38分発・柳井駅12時55分着(往路)、柳井駅14時45分発・下関駅17時5分着(復路)で運転。特別な「トワイライトエクスプレス」などで活躍し、「トワイライトエクスプレス」の客車に合わせた塗装を施したEF65形1124号機が、「SLやまぐち号」の35系レトロ客車を牽引する特別な列車となる。

乗車するには、日本旅行が発売する「山陽本線 厚狭~下関間開業120周年記念乗車券・記念入場券」と弁当がセットになった柳井でのフリープラン旅行商品(日帰り)を購入する必要があり、10月1日16時からウェブ販売を開始している。

  • 「SLやまぐち号」に使用される35系客車(2017年8月の試乗会にて撮影)

下関駅では記念列車の発車に合わせ、10月17日10時から9番ホームにて「120周年記念列車出発式」を開催。同日に下関駅前で山陽本線厚狭~下関間開業120周年記念イベント「第12回下関駅コン」も開催される。なお、下関駅「みどりの窓口」と新下関駅(新幹線口)にて、「山陽本線 厚狭~下関間開業120周年記念乗車券・記念入場券」も1セット3,000円で発売されており、発売期間・利用期間は12月31日までとなっている。