俳優の稲垣吾郎が出演するフジテレビ系オムニバスドラマ『ほんとにあった怖い話 2021特別編』が、今年も23日(21:00~)に放送されることが決定。橋本環奈が、シリーズ初出演で主演を務める。

  • 稲垣吾郎=『ほんとにあった怖い話 2021特別編』より(フジテレビ提供)

橋本が出演するのは『凶音の誘い(きょうおんのいざない)』。声優を目指しながら、コールセンターでアルバイトをしている峰岸玲奈(橋本)はある日、一息つこうと給湯室で休んでいると、「キュルキュル…」という奇妙な物音と人影のようなものが通り過ぎたことに気付く。不思議に思いながらも仕事を続けていると、上司の鷺沼浩一(山中崇)から地下の倉庫に商品サンプルを取りに行くように命じられる。

バイト仲間の伊藤麻美(恒松祐里)とともに倉庫へ向かう2人。麻美は倉庫に着くと、その中を足早に移動し、どういう訳か緊張した様子でサンプルを取り出していく。すると、再び「キュルキュル…」と奇妙な音が聞こえてくる玲奈。不審に思い麻美に「他の人も来ているのか?」と聞くと、麻美の表情が一変して…。

コメントは、以下の通り。

■橋本環奈
――出演が決まった感想
並みいる出演者の方々が名前を連ねる歴史ある番組に出演させて頂く事となり、「すごく楽しみだな」と思いました。小学生の頃、本当に起きた話だけに、「こんな実体験はしたくないな」と怖がりながら見ていました。

――脚本を読んだ印象
私は、ホラーが好きなので、「すごく面白いな」と思いながら台本を読ませていただきました。「コールセンター」と書いてあったので、電話口の向こうから叫び声が聞こえたりなど、電話のやりとりでの怖さかなと最初は思っていましたが、実際はそばに何かいて感じる怖さでした。ただ、それがまた演じていて良かったです。それに加え、実際にお化けメークを見ましたが、本当にリアルで怖かったです。

――番組を楽しみにしているファンの皆様へメッセージ
実際にこのコールセンターでの出来事が本当にあったら相当怖いなと私自身思いました。初めて見る方も、『ほん怖』ファンの方も納得のいく作品になったと思います。ぜひ、ハラハラ・ドキドキ、家のカーテンを閉めて、電気を消して見てほしいです!

■総合プロデュース 後藤博幸氏
稲垣吾郎さんと共に長年作り続けてきた『ほん怖』も、昨年の放送をもってドラマ総本数が200本となりました。この数は、稲垣さん初め、出演していただいたキャスト、スタッフ、ファンの皆さまに支えられ迎えることができたと思っております。心より感謝申し上げます。そして、201本目のドラマの主演はさまざまな話題作で活躍されている橋本環奈さんをキャスティングさせていただきました。橋本さんは、コミカルな役からシリアスな役まで際立ったキャラクターを演じられてきた印象が強いと思うのですが、今回はあえて身近に感じられるような“普通の”女性を演じていただきました。今まであまり見たことのない橋本さんの“普通っぷり”に注目していただきたいです。そして、橋本さんのお芝居が、『ほん怖』ならではのリアルホラーにつながり、さらに怖さが増している作品となっていると思います。ぜひ、お楽しみください!

(C)フジテレビ