ダンス&ボーカルグループDa-iCEの花村想太、俳優の横浜流星らが出演した舞台「もののふ」シリーズ3部作が、10月2日(10:00~)にCSテレ朝チャンネル1で放送される。

  • 舞台「もののふ」シリーズ3部作

幕末から明治維新という激動の時代を駆け抜けた青年たちの姿を、人気若手俳優たちのエネルギッシュな演技で魅せた舞台「もののふ」シリーズ3部作。

第1作「白き虎」(16年)では、幕末の若き剣士たち・白虎隊を、その結成以前から新撰組とともに戦いに身を投じていくまでを追いかける。友情を深めながら命をかけて会津を守る少年たちの姿を、剣術アクションとともに鮮やかに描いた。出演は安西慎太郎、横浜流星、和田琢磨、小澤亮太、白又敦、河原田巧也、松村龍之介、松本享恭、赤井英和など。

続く第2作「瞑るおおかみ黒き鴨」(17年)の舞台は、明治初期、新政府軍と旧薩摩藩士族の間で勃発した西南戦争。大久保利通と西郷隆盛というかつての盟友の対立、新撰組に身を置きながら、かつての仇敵・山縣有朋が指揮をとる新政府軍の抜刀隊となる斎藤一など、新しい明治に命をかけた男たちの様々な人間模様を描く。出演は青木玄徳、鈴木勝吾、早乙女友貴、斉藤秀翼、内海光司、長友光弘(響)、松田凌、大澄賢也など。

最終章「駆けはやぶさ ひと大和」(18年)は、新撰組に入隊した中島登を主人公に描いた物語で、今回がテレビ初放送。剣は立たないが「絵」を描く才能に恵まれた中島は、動乱の中を駆け抜き、散っていく同志の姿を目の当たりにし、新撰組の想いを姿絵に残そうとする。そんな主人公・中島役を務めた花村想太は舞台単独初主演で、テーマソングの作詞と歌唱も担当。そのほか、久保田秀敏、山本涼介、杉江大志、健人、的場浩司などが出演している。演出を担当した西田大輔氏が「たくさんの英傑が、一人の人間として、人と対峙する。このシリーズは、それが唯一のテーマでした。最後を描けるとするならば『新撰組』以外ありません」と思いを語った意欲作だ。

花村は「『もののふシリーズ』が遂にテレビで……。ファンとしてすごく嬉しいです。はじめてご覧になる方も、何度もご覧になられた方も、男達の戦い、生き様を、彼らの終わりある旅を是非お楽しみください」とコメントを寄せた。