サンリオは、9月17日より創業60周年の大展覧会「サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60年史」をから東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー)にて開催しています。
会場では、サンリオ史上最多となる800点以上のキャラクター商品や貴重な原画・資料などを展示。サンリオファンでなくても「このキャラクターのグッズ持ってた! 」と懐かしい気持ちを蘇らせてくれる、子どもから大人まで楽しめるポイントがてんこ盛りです。そんなサンリオ展で、改めて日本の「カワイイ文化」に触れてきました。
エントランスには巨大なタワーがお出迎え
入り口を抜けると、海抜250mから見る東京の景色を背景に、約4,000個以上のぬいぐるみでできた巨大なシンボリックアート「Unforgettable tower」が出現します。
アーティスト・増田セバスチャンさんが制作した約8mのこのタワーは、季節や時間によって変化するなど写真映えすること間違いなしです。
壁面に目を向けるとサンリオショップの包装紙が飾られています。
可愛い包装紙を眺めながら進むと、昔のデザイン制作室をモチーフにしたメルヘンなゲートが出現。ここからテーマに分かれてサンリオについての紹介が始まります。
見どころをエリアごとに紹介
展示では、サンリオの歴史を遡りながら、“カワイイ文化”の成長、サンリオの想いを貴重な原画や商品とともに、6つのゾーンと10のテーマで深く解説しています。その中からいくつか見どころポイントを紹介します。
“カワイイ文化”の始まりやオリジナルキャラ誕生秘話
ZONE1ではサンリオの“カワイイ文化”の始まりや、オリジナルキャラクターの誕生背景が紹介されています。
大ヒットしたいちごシリーズや、人気イラストレーターを登用した商品がずらっと並んでいました。
パティ&ジミーやマイメロディの誕生秘話や貴重なラフ画も見ることができます。
人気キャラがずらり! 意外と知らない豆知識も
ZONE2ではたくさんのサンリオキャラクターが登場。400以上を超えるサンリオキャラクターの中から、人気キャラクターの紹介やグッズの展示だけでなく、どのようにして人気キャラクターに育てていったかも紹介しています。
意外と知らないキャラクターの豆知識も隠れているので、気づいたら長居してしまいました……。そのほかにもカテゴリごとにキャラクターを紹介しているパネルも見どころのひとつです。
壁一面にいちご新聞の表紙 懐かしの“プレミアム”も
ZONE3ではギフトやいちご新聞、サンリオショップを深掘りしていきます。このゾーンで一際目を惹くのは、いちご新聞の表紙が飾られた壁。これまでに発刊された表紙のデザインの違いを楽しむことができます。
また、個人的に胸熱だったのは“プレミアム”の展示。“プレミアム”とは、サンリオショップで買い物をすると袋についてくるオマケのようなプレミアムマスコットのことです。
この“プレミアム”をもらうのもサンリオショップで買い物をする楽しみのひとつでした。幼少期にサンリオと触れた記憶を思い出します。
レディー・ガガのドレスやアーティストによるオリジナル作品も
次のゾーンは、ハローキティにフォーカスしているエリア。巨大なキティちゃんや、レディー・ガガさんが着用して話題になったドレスが再現されていました。
さらに奥に進むと、アーティストによるオリジナル作品が展示されていました。
最後のゾーンでは、これからの未来に向けたサンリオのメッセージが紹介されています。
オリジナルグッズやレストランとカフェでコラボメニューも
売店では100種類以上のオリジナルグッズを販売。メインビジュアルをモチーフとしたアイテムや、昔懐かしいイラストを使用したアイテムなどが盛りだくさんに並んでいました。
同フロアにある「THE SUN & THE NOON」のレストランとカフェではオリジナルコラボメニューも登場しています。
■レストラン
<アフタヌーンティー>
季節によって変わる期間限定のアフタヌーンティー 各5,000円
<モクテル>
ノンアルコールカクテル 各1,400円
■カフェ
カフェでもコラボフードやデザートが楽しめます。12月15日より展開予定。
東京会場は来年1月10日まで開催。サンリオファンだけでなくても、幼い頃サンリオキャラクターのグッズを使っていた人など、思わず心が躍るそんな機会になるのではないでしょうか?
家族や友人と“カワイイ文化”に触れながら、思い出を振り返る時間を過ごしてみるのも面白いかもしれません。
(c)2021 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO. SP610376