秩父鉄道は9月25日、鉄道保守車両「マルチプルタイタンパー」新旧車両の撮影会を広瀬川原車両基地にて実施する。会場で「新旧マルタイ記念乗車券」の先行発売も行う。

  • 新型のマルチプルタイタンパー「08-1X号機」

撮影会は「新旧マルチプルタイタンパー・SL・EL撮影会」と銘打って開催。1999年から秩父鉄道で活躍してきたマルチプルタイタンパーが9月に引退し、入替えとして新型機を導入したことを記念し、普段立ち入れない車両基地内でお披露目する。新旧車両の並びや、蒸気機関車C58形363号機、電気機関車(100型)を見学・撮影できる。営業運転後のSL入区作業も見学できる。

参加料金は1人1万2,000円。参加特典として、新型機「08-1X号機」車両形式図デザインのオリジナルトートバッグを進呈する。9月22日17時まで追加募集を行っており(募集人員に達し次第、受付終了)。ツアーセンターへの電話またはメールにて受け付ける。

  • 「新旧マルタイ記念乗車券」券面イメージ

  • 「新旧マルタイ記念乗車券」券面イメージ

「新旧マルタイ記念乗車券」は、石原駅から310円区間大人片道1枚、上長瀞駅から390円区間大人片道1枚の2枚組で、発売額は700円。9月25日の撮影会で参加者限定の先行発売を行い、10月2日から羽生駅、熊谷駅、寄居駅、長瀞駅、秩父駅、御花畑駅、三峰口駅、秩父鉄道通販サイト「ちちてつe-shop」にて一般販売を開始する。