タレントで俳優の坂上忍が4日、東京都・港区で実施されたアニメーション映画『リクはよわくない』(10月1日公開)の完成披露イベントにくっきー!(野性爆弾)、声優の森川智之、松本梨香とともに出席。愛犬との付き合いについて浅からぬ思いを語った。

  • 坂上忍

本作は、坂上が原作、くっきー!がイラストを手がけた同名絵本を原作とするハートフルストーリー。5歳の「ぼく」が、子犬の「リク」とのなにげない日々を通して命の大切さを学ぶ様を描く。

イベント冒頭、フォトセッションに参加予定だった坂上の愛犬の海老原テンが乱入。客席を走り回り、坂上が大声で「テン! テン!」を連呼して慌てる一幕も。それでも状況が落ち着くと「まさか映画になるとは思っていなかった。自分ごとなんだけど他人事のような。素直に嬉しいです」と喜んだ。

本作は、ほぼ自伝だという坂上。「松本さんがやって頂いた『ぼく』は僕。リク君と出会って、リク君にしてあげられなかったこととか、そういう思いが残っての今。動物のかわいさとか、大変さや責任も描かれている。それを含めて見て頂ければ」とアピールした。

一緒に暮らす18匹の愛犬・愛猫について問われると「月並みに言えば家族。ライフワーク」と答え、現在続ける動物の保護ハウス建設などに関して「僕この先何歳までこの仕事をやるか分からないけど、動物と関わっていくことは最後まで、と思っている。もしかしたら、(芸能)お仕事より長い付き合いになる、もう一つのお仕事という感覚はある」と話した。