お笑いコンビ・野性爆弾のくっきー!とロッシーが22日、都内で行われた日比谷花壇「母の日ギフト向け イラストコラボレーション商品」メディア発表会に出席した。

  • 野性爆弾のくっきー!とロッシー

今回、くっきー!は日比谷花壇とコラボ。描き下ろししたイラストを使用した母の日向けギフトを限定販売する。イラストは「人間」「お花妖精」「花」「お花妖精と人」の4つのキャラクターがあり、すべてのキャラクターがパッケージ全体にあしらわれているデザインとなる。

くっきー!は「花の周りの生き物をかわいすぎないようにしようと思って、化け物寄りにした。化け物に寄った花ってきれいじゃないですか。化け物に花を添える、みたいな感じ」と説明。くっきー!らしい個性豊かなイラストとなったが、「かわいいと思う人もいれば、ギャッ!って言う人もいると思う(笑)。母の日は毎年訪れるので、インパクトがある母の日にしてほしい。脳みそに残ればいいなと思ってイラスト描きました」とアピールした。

この日、相方のロッシーは顔に厚塗り化粧をし、くっきー!が描いたイラストの一部になりきって登場。顔ハメ看板のように顔だけ出してステージにあがると「(姿勢が)しんどいよ…」と嘆き。それでも終盤には「アートになった瞬間に『あ、光栄』と思えた!」となぜかご満悦だった。

母の日の思い出を語る場面で、くっきー!は「うちの母は厳しめ。やんちゃするとよくパンイチで正座させられた。竹でできたものさしを太ももで叩きながら怒るんですよ。僕肌が白いので叩かれた部分が赤くなって、太ももが布袋寅泰のギターの柄みたいになってた(笑)」と回想。ロッシーは「僕は毎年花を贈っている。今年はコラボ商品を送る。喜ぶと思う。あと恥ずかしい話、妻にも毎年花をあげています。誕生日も花の数だけあげるし、プロポーズも花を添えた」と照れながら明かした。

芸人、芸術家、音楽家などさまざまな顔を持つくっきー!だが、「絵も音楽も、すべてお笑いのカテゴリーの中に含んでいる。お笑いの要素が入っている。僕の中では一本の筒のようになっている」とした。

イベント終了後、質疑応答が行われる予定だったが、なかなかロッシーが登壇せず。くっきー!は「ロッシーさんは自分の出番が終わったと思ってメイク落としてました」と暴露。ロッシーはメイクが落ちきっていない顔で慌ててステージに戻ると、会場は笑いに包まれた。

くっきー!とのコラボ商品は「ボックスアレンジメント」「ボックスアレンジメントBIG」「ブーケ」の3種類を用意。4月23日より日比谷花壇オンラインストアで先行注文受付を開始し、5月7日より店舗にて販売を開始する。