「仮面ライダー生誕50周年記念作」「令和仮面ライダーシリーズ第3弾」として、2021年9月5日より新番組『仮面ライダーリバイス』がスタートする。毎年、斬新かつインパクト抜群のヒーローキャラクターを生み出してきた「仮面ライダー」シリーズ、本作では「悪魔と契約する仮面ライダー」として、仮面ライダーリバイと仮面ライダーバイス、2人の仮面ライダーが活躍する物語となっている。

  • 前田拳太郎(まえだ・けんたろう)1999年生まれ。埼玉県出身。LDH JAPAN所属。2021年4月、テレビドラマ『ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子~』に出演。9月5日より放送開始する新番組『仮面ライダーリバイス』では主人公・仮面ライダーリバイ/五十嵐一輝役を演じる。特技・空手(二段)、社交ダンス。撮影:大門徹

主人公・五十嵐一輝は体内に宿る悪魔バイスと契約し、仮面ライダーリバイと仮面ライダーバイスに変身。悪魔崇拝組織デッドマンズから世界、そして大切な「家族」を守るため戦うのだ。

ここでは本作の主人公・五十嵐一輝を演じる前田拳太郎が登場。『仮面ライダーリバイス』にかける意気込みや、悪魔の相棒・バイスをはじめとする共演者とのチームワーク、仮面ライダーというヒーローを演じられることの喜びについて、大いに語ってもらった。

――7月27日に行われたオンライン制作発表会見では、前田さんをはじめとする「五十嵐家」のみなさんや、相棒となる悪魔バイスの声を演じられた木村昴さんが勢ぞろいされ、『仮面ライダーリバイス』の全貌が明らかになりました。改めて、前田さんが演じる五十嵐一輝とはどんな人物なのか教えてください。

ひと言でいうと、"愛情の深いキャラクター"です。何よりも家族愛が強く、どんなことにも一生懸命、まっすぐに取り組んでいる人物。大切なものを守るためには、自分の犠牲をも顧みないような、綺麗な心の持ち主です。

――前田さんと一輝との共通点を挙げるなら、どんなところですか。

僕は一輝ほど綺麗な心を持っているのかどうか、自分ではわからないんですけれど、物事にマジメに取り組む、という部分は共通しているんじゃないかと思います。僕は中学・高校と空手部、大学では社交ダンス部に入り、規律正しい生活をしてきました。そんなこともあって、マジメさについては体に叩きこまれているところがあります。

――こうしてお話をうかがっていても、背筋がビシッと伸びていて、さすがですね。チーフプロデューサーの望月卓さんも「前田くんは姿勢の良さが印象的」だとお話されていました。

でも、最近は「姿勢が良すぎて気持ち悪い」って意見を周りからよく聞くので、なるべく「普通」っぽくするよう努力しています。気を抜いたら背筋が伸びているので……(笑)。社交ダンスを踊っているときは体に一本芯があるような姿勢を保たなければいけないですし、空手もしっかり背筋を伸ばして立つ、みたいなところが共通していますから、スポーツをやっていたときの習慣なんでしょうね。