西武鉄道は31日、「西武鉄道001系・5000系先頭車ディスプレイモデル」を「西武鉄道オンラインショップ」にて9月21日に発売すると発表した。

  • ディスプレイモデル(イメージ)

この商品は、鉄道友の会が制定するブルーリボン賞を2020年度に受賞した西武鉄道の特急車両001系「ラビュー」と、1970年度に受賞した特急車両5000系「レッドアロー」の先頭車を実物の約1/80の大きさであるHOゲージサイズの鉄道模型(真鍮製)で再現した。シリアルナンバーが刻まれたプレートが付いた専用のディスプレイケースとセットになっており、デビュー時の001系「ラビュー」と5000系「レッドアロー」の車両パンフレット(5000系は復刻版)も付属して価格は33万円。30セットが販売される。

10月31日までに購入した人を対象に「ご購入者特別イベント」も実施。車両基地内にて「ラビュー」の運転席での記念撮影や、車内放送・ドア開閉といった乗務員の業務体験など、「ラビュー」をさまざまな角度から堪能できる体験型イベントとなる。鉄道模型の製造を担当したエンドウと西武鉄道の担当者による「ラビュー」や鉄道模型の制作秘話についてのトークショーも行われる予定。実施日は11・12月の土休日のうち、西武鉄道が指定する1日となっている。

  • ディスプレイケースに入れた状態(イメージ)

  • 商品本体とパンフレット(イメージ)

  • 鉄道模型車両(イメージ)

西武鉄道ウェブサイト内グッズページでは、国内工場にて一貫製造で金属製HOゲージを制作しているエンドウの制作担当者へのインタビューレポートや、HOゲージの制作状況を順次公開。商品を間近に見られる機会として、9月10~12日に所沢駅、9月15~21日に西武池袋本店5階「キュリオシュタット」で商品の展示も行われる。