女優の永野芽郁が主演を務める映画『そして、バトンは渡された』(10月29日公開)の場面写真が26日に公開された。

  • 左から田中圭、永野芽郁

    左から田中圭、永野芽郁

同作は瀬尾まいこによる同名小説の実写化作。血の繋がらない親の間をリレーされ、4回も苗字が変わった森宮優子(永野)は、わけあって料理上手な義理の父親・森宮さん(田中圭)と2人暮らし。卒業式でピアノを弾く『旅立ちの日に』を猛特訓中で、将来のこと恋のこと友達のことなど悩みを抱える。そして、夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女・梨花(石原さとみ)は、泣き虫な娘のみぃたんに精一杯愛情を注ぎ共に暮らしていたが、ある日突然娘を残して姿を消してしまう。全く違う2つの物語が繋がったとき、驚きとともに、感動が訪れる。

今回解禁された新場面写真は7枚で、優子と森宮さんがキッチンに立って一緒に料理を作っているほっこりとした様子が切り取られた。また水戸さん(大森南朋)との結婚によりみぃたんを手に入れた梨花のカットでは、表情に影が差しており大きな嘘と秘密を隠していることが感じられる。

また森宮さんと見せた笑顔から一転、たった一人、手紙を読みながら思いを巡らすように立ちすくむ優子や大粒の涙を流す優子の姿も。あたたかく穏やかな2つの家族が切り取られる一方で、意味深な要素が散りばめられている。さらに風変わりな家族構成の優子に惹かれていく天才ピアニストの同級生・早瀬くん(岡田健史)と、ほのかに早瀬くんに恋心を抱く学生時代の優子の初々しいカットも公開され、1度は疎遠になるもやがて優子の人生に大きく関わってくる2人の恋模様にも注目となっている。

(C)2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会