俳優の柳沢慎吾が25日、東京・港区で実施された映画『モンタナの目撃者』の公開直前イベントにYouTuber芸人のフワちゃんとともに出席。報道陣を相手に柳沢劇場を展開し、爆笑をさらった。

  • 柳沢慎吾

本作は、アカデミー賞受賞女優アンジェリーナ・ジョリーと、映画『ボーダーライン』や『ウインド・リバー』などで知られるテイラー・シェリダン監督がタッグを組んだサバイバルサスペンス。心に傷を抱える森林消防隊員のハンナ(アンジェリーナ・ジョリー)が、モンタナの大自然で発生した巨大な山火事に行き手を阻まれながらも、暗殺者に追われる少年コナー(フィン・リトル)を守り抜く様を描く。

約41年にわたって芸能界を生き抜いてきた柳沢。イベント開始前に前触れもなく会場に姿を現して「こんにちは! コロナ禍の中にたくさんの方が集まってくれて、今日はこの映画のイベントに来てくれありがとうございます!」と前説を開始。

1人でイベント概要を説明し、報道陣に「もうワクチン打ちました? おれ、金曜日に打ちます!」とニッコリ。「いやな時代ですよね、昭和に戻りたい、昭和に! あの時代良かったね~」とこぼしつつ、イベントを盛り上げてくれるよう報道陣にリクエストした。

たまらず入場口から顔を出したフワちゃんは、柳沢に「勝手なことやらないで! 私が行かなかったのが礼儀知らずみたいになるじゃん! なんで勝手なことするの!?」とクレーム。イベントが始まってからも「『前説行ってくるから』って、ふざけて言ってるのかと思ったら本当に行くからビックリした」と述べた。

フワちゃんが「これこそ映画館で見てほしい」と言うと、柳沢はその言葉を丸パクリ。フワちゃんがツッコミを入れるも「いいんだよ、(マスコミが映像などで)使うのおれのところだから」とニヤリ。フワちゃんが「ズルいぞ! そんな技知らないぞ!」と怒るも、柳沢は「こういうもんなんだよ、芸能界は!」と業界の厳しさを見せつけた。

柳沢はさらに、本作で新境地を開いたアンジェリーナ・ジョリーにちなんで、レーザーポインターを使った“新境地ネタ”も披露。山火事にやって来る消防車のサイレンを真似するも、甲子園のサイレンの音に切り替え、お得意の高校野球ネタに無理やり転換。報道陣の爆笑をさらった。

イベント終了後も、柳沢は一人で会場に残り、コロナ禍の終わりに思いを馳せて「(コロナ禍が終わったら)皆で飲みに行きましょう! 割り勘でね!」と高らかに声を上げ、柳沢劇場の幕を閉じた。